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太平洋フェリーに乗船してきた話(2)いよいよフェリー

※この記事は『太平洋フェリーに乗船してきた話(1)』の続きです。
まだ前回を読んでいない方はまず(1)を読むと流れがわかります。


10月3日(火)

朝ごはん食べて、札幌を散策

『大浴場があるならやっぱり朝風呂だろ!』という謎の考えで朝風呂へ。
まさかの貸し切り状態でびっくりした。

そしてそのまま朝食へ。

朝から豪華

どれも美味しかったがやはりカニピラフ(手前左側)が美味しかった。
カニのうまみが凝縮されていた。

そして早く起きたということで少し周辺を散策することにした。
しかし、途中で雨が降ってきた。少し冷たい雨だった。

時計台だが開館前なので中には入れず

札幌時計台とテレビ塔を見てきただけだが、少しだけ札幌を味わえた。

すっごく逆光だがテレビ塔

しかし雨が降っていたので大通公園を散策したかったがここで断念してホテルへ戻った。

ホテルからお店の無料送迎で札幌市場へ!

ホテルへ戻って荷物を整理し、荷物を預けてチェックアウトした。
ここから観光をするが、今回はホテルの部屋に置いてあった『北のグルメ』というお店に行くことに。
予約制の送迎があるとのことで、実は散策前に予約していた。

お迎えの車に乗って、他のホテルにも寄りながら走ること約20分。
札幌の市場の一角にある『北のグルメ』さんに到着した。

かわいい(?)カニがお出迎え

まずは札幌のお土産を調達した。
北海道プレミアムチーズと白い恋人、とうきびチョコを購入した。
本当は海産物も買おうと思ったが、予算の都合で断念した。

その代わりではないが、お食事処があったので早めの昼食に海鮮丼を食べることにした。

値段は張ったけどその分とても豪華!

とても豪華な海鮮丼!
3000円以上したが、その分味は格別だった。
しかも、下にある紙にどれが何のネタか書いてあり、それを見ながら食べられるという親切設計だ。
店員さんもアットホームな感じで居心地が良かった。

食事後は送迎でホテルまで戻り、荷物を引き取ってホテルを後にした。


特急使って苫小牧へ!

だいぶ時間があるが札幌で行きたいところはもうないので苫小牧へ移動することに。
時計台とか行けば良かったかもしれないが、後々フェリーターミナルに早着したことが功を期す。

札幌駅から普通電車で行こうと思ったが、さすが北海道、本数が少ない。
そのため、特急「北斗」で一気に苫小牧へ移動することに。

札幌始発の特急「北斗」

特急は本当に快適で、50分ほどであっという間に苫小牧駅へ到着した。

苫小牧駅でエレベーターに乗ろうとしたら……

おやおや

なぜかエレベーターの手前に自動ドアが。
おそらく雪で壊れないようにするためだろう。
地方が変わると気候も変わることを改めて実感した。

フェリーターミナルに早着して良かった!

苫小牧駅周辺でフェリー内で食べようとお菓子を買い、そのままタクシーで苫小牧フェリーターミナルへ。

フェリーターミナルの待合室から

乗船手続き開始まではまだ1時間ある。
売店でお土産を購入し、待合室で座っていることにした。

本当は札幌駅発の高速バスで到着する予定だった。
しかし、太平洋フェリーの受付時間は商船三井フェリーさんふらわあの時間と重なっている。
そのため、待合室は直前になると混雑していた。
早めに到着して良かったと思った。

フェリー乗船手続き後、展望デッキへ

15時30分、乗船手続きが開始された。
私はホームページで予約しコンビニで支払ったためコンビニの支払い明細を見せて受付した。

また、本来であれば乗船名簿はホームページで提出が済んでいるため不要だったが、1箇所だけ訂正したい部分があり、用紙を再提出した。
そして乗船券とルームキーを受け取り、乗船開始まで再び待合室で待機することに。

この日の配船は「きそ」

17時頃、座っているのも疲れたので展望デッキへ出てみることに。

もうすぐ乗船開始

風が心地よく、少し肌寒いが良い天気だ。
今回乗船した「きそ」は全長約200mで日本船舶では最大級だそう。
その話を家族にしたら「200m走ができる」とボケられたのは内緒だが。

まさかのワンピースとのコラボ船舶

向かって左には八戸へ向かうシルバーフェリーが、右側には大洗へ向かう商船三井フェリーさんふらわあが停泊していた。
商船三井フェリーさんふらわあはどうやらワンピースとコラボしていたようで、超有名なアイコンがラッピングされていた。

また、乗船する自動車もかなり止まっており、館内放送では「駐車スペースがなくなっているから早く案内するかもしれないので運転手は車へ戻って」という案内が流れていた。

いよいよ乗船!

17時30分、乗船開始の案内があった。
デッキから連絡橋を見ると人が歩いていた。
とうとう乗船できる! ワクワクでいっぱいの私は大急ぎで乗船口へ。

看板には「乗船開始中」の文字が!

券は船内入口で確認されるそうなので、そのまま橋を渡って船の入口へ。

この道は船へ続いている

連絡橋から見える船に期待は最高潮に達する。

そしていざ船内へ!
ちなみに船内の写真は翌日に撮影したため次の記事で紹介する。

乗船口は5デッキ、私の部屋は6デッキのためまずはエレベーターで1つ上へ……。
と思ったがさすがに乗船開始直後のためエレベーターは大混雑。仕方なく一人で頑張って荷物と一緒に階段を行こうとした。
でもやはり重くて行けない。仕方なくエレベーターを待とうと思ったら、船員さんが荷物を運んでくださり、何とか6デッキへ到着した。船員さん、ありがとう。

そして、カードキーで本日から明後日までお世話になるお部屋へ。
なんと今回は特等を予約した。窓側の部屋でベッドもトイレもシャワーも部屋にある。ビジネスホテルと大差ない環境が船上にあった。

部屋でのんびりしたいところだが、まずは夕食へ。
今回は部屋とレストランの食事がセットになった「片道フルパック」というものを予約したため、船内の食事は全てレストランでいただく。

夕食の写真を撮っていないが、船内だからかできることが少ないようで料金のわりに物足りなさを感じた。

夕食を食べていると、何やら鐘の音が。
その直後に放送が入り、これは出港30分前を知らせる合図だということが伝えられた。
そして夕食中には船長さんから直々に放送でご挨拶があった。
その時に仙台港までの海上は比較的穏やかだという海象が伝えられた。

出港の時、さよなら北海道

そうこうしているうちに出港の時間が近づいてきた。
お腹具合も丁度良いということで、デッキから出港を見ることに。

さよなら北海道。またいつか来られるように

陽が沈み、暗くなった苫小牧港。
次に北海道を訪れる時は、もっといろんな場所を観光したい。
そう思いながら、苫小牧港を眺めていた。

そして19時、定刻通り船はゆっくりと動き出す。
さよなら苫小牧、さよなら北海道。
お金をためて、またいつか北の大地に来られるように。

そしてこの日は早めにベッドへもぐり、船内放送で何回か起こされながらも、22時に船内放送が終了した後は眠りについた。

2日目終了! お疲れ様でした

フェリー出港までかなり長かったですがいかがでしたか?
3日目は仙台港一時上陸とまさかのアクシデントが待っています。
ではまた次回、10月4日編でお会いしましょう。

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