貧乏マインドから抜ける第一歩は何もしないこと?#42
「貧乏マインド」から脱出するには、
行動!クイック&ダーティーだ!ψ(`∇´)ψ
、、と前回言っておきながら何もしないことが貧乏マインド脱却の第一歩、とタイトルから矛盾していますが、今回もお付き合いいただけるとうれしいです。
キーワードは、アクティブノンアクション。
こちらのキーワードを知ったきっかけは子連れMBAの赤坂美保さんからでした。
行動しまくってもアクティブノンアクションになるかも、と自戒も込めて綴ります。
今回のネタのきっかけは聖丁ラジオから
この方は会社員をやめたい若めの人から絶大な人気がありますが、正直、言葉の選び方とかあまり品があるとは言えないです。(^◇^;)
それでも本質をついていて歯に衣着せぬ物言いが人気の理由なんでしょうね。
聖丁さんのVoicyでも貧乏マインドという言葉が出てきて、その対処法が「何もしないこと」と言うのが意外で聞き入ってしまったわけです。
人間のあさましい欲望は貪・瞋・癡
聖丁さんは仏教で言う三毒の「貪」について
「むさぼり」の心が貧乏マインドを生むと言っています。
三毒の説明は以下から。
今回は「貪」だけ取り上げています。
むさぼりの気持ちとは?
聖丁さんはラーメン屋を経営しているそうなんですが、必ずニンニク増し、野菜増し、背脂増し、カエシ増し、を注文する人がいる。
増し、が好きなのではなく、タダでたくさんもらえる、相手に損をさせることが痛快だというマインド「貪りの気持ち」から来ていると感じることがあるそうです。
味は分からない、くれるなら全部もらう、、。
ケチで自己中、それが貧乏マインド。
貧乏マインドだと感性が曇り人の心を動かせないので、成功もなく結果貧乏になる。
なるほど、むさぼり、のラーメンの事例はなんとな〜くですが、理解できます。( ´∀`)
貧乏マインドの人にありがちな時間の使い方
貧乏マインドの人は食事の後にビールを一杯飲まないと損だとか、時間ができればソーシャルゲームをしたりとかSNSを見るとか。
とにかく余白の時間を損だと思って、脳に刺激物を与える。それこそが貧乏マインドなのではないかと言っています。
最後のSNSはちょっと耳が痛いですが、、(^◇^;)
何もしないことから始める
自分の中のむさぼりの気持ちから解放されるためには、まずは脳に刺激物を与えず、何も考えない何もしない。
マインドフルネスとか、何も考えない、何もしないと言うのは意外と難しいものです。
心を整えるということが、貧乏マインドから抜け出す第一歩ですね。
「努力」とは「怠惰」である
人間は何もしていないと不安になり、コマネズミのように動いてしまうことがあります。
しかし、それは単に体を動かしているだけで、実際は何もしていない、アクティブノンアクションである可能性があります。
動いていると何かしているような気になるので、実はもっと先にある大切なことに向かっていくことをサボっている。
なんとなく与えられたレールをただ進むのも真面目に生きているようでそれは怠惰なのではないか。
山口周さんも鋭く指摘されています。
まとめ
前回、貧乏マインドから抜け出す方法はクイック&ダーティーだと言いました。
その本質は間違っていないと思うのですが、ただただ行動すればいいと言うわけではない。
身体的に行動することそのものに価値を置いてしまえば、ともすればアクティブノンアクション、何もしていない人と同じになってしまいます。
むしろ立ち止まってあえて何もしない、という時間を過ごすことも長い時間軸で見れば、本当に進むべき道へ前進しているともいえます。
偉大な経営者の方が坐禅や瞑想、マインドフルネスをする理由が何となくわかった気がします。
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