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世界選手権2日目の、本当に個人的な日記
はじまるとあっという間。そう、世界選手権があっという間に終わってしまいました。ちょっと寂しいです。
無事に(この先2週間あたりを見ていかないといけないとは思うけれど)大会が終了したところですが、主に自分の備忘録のために大会2日目を、Twitterでのつぶやきとともに振り返っておきます。
2日目は、25日(木)19:30~男子SP、日付変わって26日(金)2:10~ペアフリーという日程でした。(日本時間)
男子SP
まだ木曜日。
夫が在宅勤務だったので、保育園にお迎え&子どもと夜の花見に出かけ、19時頃帰宅。
私はこの日19時45分からオンラインインタビューがあり、その準備とインタビュー、その後の懇談で、男子SPを見られたのは第5,6グループだけとなりました。
(このオンラインインタビューは、近いうちにこのnoteに掲載します)
6分練習で衣装のきらめきが気になっていた宇野選手。頑張りました。
宇野昌磨さん。ステップ前の足換えコンボスピンの足を持っていない方の手の動きが楽しく、もう少し長く見たいぞと思ったショートでした。あとでリピートして自分の中であの手の動きを確かなものにようと思います。
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
その後、このスピンを何度か見ましたが、これが意図的なのか偶発的なのかいまだにつかめず。もっと見ます。
いつものようにキーガン(大好きです)のまっとうさに切なく、苦しくなったり。
キーガンの滑りを見ると、いつも胸が苦しくなる。好きすぎているというのもあるのですが、ものすごく正しく人生を人として歩んでいることが伝わってくるから。そして、この「巧い」スケートは生半可な練習では手に入れることができないだろうものであり、にもかかわらずそんなことはまったく見せず、
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
「楽しくてあれこれやっていたらこうなったよ」と見えているところも素晴らしい。自宅の裏に水を撒いて小リンク作っちゃうところも、そういうことを本気で楽しんでいるところも、すべてがまっすぐに正しくて、素晴らしくて、苦しい。そういうものが伝わってくるスケートって本当にすごいと思う。
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
同じころ、少し前に滑ったヴィンセントに「Q(SP通過マーク)」がついていないことに気づく。この時点でついていないということは、SP通過が大変に難しいということなのです。
やっぱり、ヴィンセント、Qがまだついていないですよね。ぎりぎりだけど・・・。
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
そして、羽生選手に、その演技に、圧倒されました。
羽生結弦さん。さまざまあってもなくてもきちんと見せられるって本当にすごい、と思うばかり。集中しているのに、4+3を降りた瞬間、ほんの一瞬、ちゃんとおりましたよと見せたような冷静さみたいなものに、ひきつけられました。
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
グラスルの、いつも以上の粗々&荒々さに、心惹かれています。
グラスルくん。4Lzをきっちりと降りましたが、その後の粗々しく荒々しい3Aのほうに惹かれました。なんだろうそこに何かが詰まっているような気がして。と考えていたら、3Lz+2Tも粗々&荒々しいもので、わたし的には大変にぐっと来ました。(いい意味で)
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
そして、元気のないネイサンに驚き、少し心配したり。
ネイサン。なんだか滑り出しから元気がないように見えました。体調が悪いとか足が痛いとかそういうことなのかなと途中から感じたのですが、なんともないことを願います。最後4F+3Tを後半に決めるは、さすがです。
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
以下、メーガンのツイートをお借りしてしまいますが、彼女のツイートに同意です。
ネイサンとジェイソンに関してだけのことではなく、PCSの出方については大会全体を通して、一定であると感じられませんでした。
I love Nathan’s skating. Love and respect what he does. But today ...... It’s criminal that his PCS is higher than Jason. I’m sorry but that’s absolutely incorrect and obviously not judged fairly.
— Meagan Duhamel (@mhjd_85) March 25, 2021
男子SPの結果はこちら。鍵山選手の演技は、録画したテレビ放送を巻き戻してすぐに確認。すごかった!
ペアフリー
まだ翌日は金曜日。
とてもこのまま起きていることはできません。
でも、三浦&木原組のフリーだけは生で見なくては、と、SPを生で見るのをあきらめた後悔から、より強く思いました。
さて次は、ペアのフリー。日本時間的には深夜ですが、金曜日の明け方だし、起きるの頑張るぞ!
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
三浦&木原組(SP8位)は、日本時間4:43AMスタート。
この時間なら何とか起きれそうですよね。挑戦する人、一緒に頑張りましょう。
では、3時間ほどのちに!
(時差8時間)https://t.co/9RJwd0j4Za
そして、4時35分ころ起床。
PC前で待機。
以下、三浦&木原組フリーの感想です。
心身の本当にすべてでスケートをしている演技でした。音楽のムードと演技がぐいぐい相乗していき、あっというまに引き込まれる、濃密で真空みたいな時間でした。三浦さんのスケートは雰囲気があって、大人びているし、木原くんは全然違うスケーターのように柔和で力強い。
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
昨季NHK杯でこの2人はすごいことになると思ったけど、こんなにとは! お互いにトップスピードで滑っても相手に合わせて手加減したりしなくていい、っていういい組み合わせで、その後1年以上試合がなかった苦しい時間を、ちゃんと昇華させたなあ、と。
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
興奮しすぎています。
ペアとアイスダンスの2人の組み合わせの妙とか味わいについて考えたくなってきた(これ考えるのが好き)んだけど、寝たほうがいいとは思っています。
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
組み替えることで、以前のペアやカップルのときよりも、いいケミストリーを見せることは、ペアでもアイスダンスでも多々あって、この2人についても同じだということが、この日、世界に大きく知らされたように感じました。
ペアのフリーの結果
ペアの総合結果
日本時間5時16分AM。最終グループ見たいけれど、寝ます。
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
ということで5時20分ころ再度就寝。
こういう生活をすることで、土日が少しずつ少しずつむしばまれていきました。
でも、仕方ない。だって、世界選手権なんだし!
そんな2日目でした。
今日も小芝居のヤグ。https://t.co/rel1iFCslW
— 長谷川仁美(Hitomi Hasegawa)/文筆家、ライター、アスリートメンタルトレーナー (@HitomiHase) March 25, 2021
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