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わかりやすい「間主観性とはなにか」

「間主観性」でググると、たとえばこう出てきます。

以下、5文字くらい読んで「無理ぃ~」と思った方は、以下の段落をまるっと読み飛ばしてくださいね。ぼくも読むの無理なんでw

――現実は他者との言語及び非言語的関わり合いにより成立しますが、この関わり合いによって、様々な物事、事象が客観性を持つことになるのです。客観的事実と思われる事象に基づいた主観、直感を「間主観性」といいます――


理解できますか? ぼくはさっぱり理解できない。


間主観性とは、相手の出方によって自分の出方を決めることをいいます。


例えば、女子は30歳までに結婚するのが普通であって、30歳を過ぎて独身であると「いき遅れ」とか「問題のある人」と世間様がみなすから、私は29歳と11か月で大急ぎで結婚した。今の旦那とは付き合って1週間で結婚を決めてしまった。

という人がいますが、そういう人は間主観性によって結婚を決意したわけであって、あなたの意思で結婚を決意したわけではないということです。

他にも身近な例はたくさんあります。

母親が心優しく心配性で、子どもも似たような性格の場合、子は母の気持ちをよく観察していますから、結果的に母親の奴隷になってしまい、自己肯定感が下がるということになりますが、この場合、子は間主観的に生きている、すなわち、母親の振る舞いをもとに自分の振る舞いを決定しているといえます。


つまり、自己肯定感が低い人は自分のことを責めがちですが、じつはあなたのせいであなたの自己肯定感は下がったわけではないということです。


また、毒親だけが理由であなたの自己肯定感は下がったわけではないということです。


間主観性という概念が私たちに示唆しているのは、相手と自分との関係があなたの自己肯定感の高さ、低さを決定しているということです。


なので、親のことを「毒親」と呼称して責めるのは、気持ちはよくわかりますが(わたしも30年間毒親と思ってきたので)、そんなに正解に近い振る舞いではないということです。


また、自責の念が強い人は自己肯定感の低い自分を責めていると思いますが、あなたが原因なのではなくて、あなたと相手の「関係」が、自己肯定感の低さの原因ですから、そんなに自分を責めないで。


というようなことを考えた場合、さて、では、あなたはなぜ自己肯定感が低いのでしょうか?


わたしの「3か月で自己肯定感が上がって愛され体質になる心理セッション」では、そういったことを一緒に考えています。

最後が宣伝になってすみません。

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