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アーユルヴェーダと私〜インドで子宮頸がんの治療を受けた話〜最終話〜

前回までのお話はこちら☝︎

後2日で日本に戻る。体調も気持ちも落ち着いている。来て最初の頃は2時間起きの頻尿に悩まされ、かぶれや発熱、鼻水、鼻ずまり、帯下など、立て続けにデトックスが起こった。

けれど、今はトイレで目が覚めることはなくなり、規則正しい生活のお陰で朝も快便。(これは本当に大事)ダニに噛まれることとシロダーラの後の髪のごわつきに悩むくらいの小さなこと。ストレスもなく心穏やかに過ごせている。

この3週間は日本との連絡は殆ど経って情報も入れないようにして、ここの生活だけに意識を集中していた。散歩したり、テラスで本を読んだり、DVDをみたり。。。

規則正しい生活の中にも、クリニックのスタッフのお家でお茶をご馳走になったり、ドクターの家やお寺にいき、親戚の行事に参加したり、インドの格闘技を生で観れたのも貴重な体験。凛子さんやなつえさんとの語らいはいつも心をホッとさせてくれ、インドのお家でお昼をご招待していただき、ご家族からも歓待を受けれるなんて思いもよらなかったこと。インドのお友達もできた。

11月の3週間は、本来なら日本で入院するはずだった。ここに来ることができて、本当に良かった。あの時にたまたまアユルダの水野香織さん(アーユルベーダ料理研究家)が写真館に来てくれて話ができた事もきっと必然。彼女からこのクリニックを紹介されなければ今に至らなかった。

今日のドクターの回診で、今後の指導があった。2ヶ月は、肉、魚、お酒が禁忌となる。ベジタリアンでいなさいとのこと。魚が食べれないのは正直とても辛い。。。 牛、豚、乳製品とカフェイン&アルコールは3ヶ月前から摂取しなくなったけど、アーユルヴェーダでは、小麦粉、乳製品、カフェインはOKらしい。2ヶ月後に日本で検査をし、その結果をドクターに報告すること。

そして半年後にもう一度、このクリニックに3週間滞在しなさいとのこと。もう治療は終わりだと思っていたからこれにはかなり驚いた。まだ次の段階の治療があるそうだ。今後、私の生活はアーユルヴェーダに沿ったものとなるだろう。朝、5時に起きて(今までは3〜4時に寝ていたのに !)夜22時には就寝。

規則正しい生活。食べ物も同じ時間にしっかり摂る。朝は少なく、昼を多く、そして夜は軽く。昼寝はしない。仕事はあと数ヶ月はストップする。
食生活もしっかり自己管理していこう。バランス良い野菜食のレパートリー考えていこう。この状況を楽しもう。

ここでの経験がこの後の私の人生に大きな影響を与えることは間違いない。

ドクターシャシクマールとドクタークリシュナプラハ。この貴重な写真は私の宝物です。

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私と一緒にアーユルヴェーダ体験をした流水りんこさんの実体験が本になりました。ここニチイルアーユルヴェーダナーシングホームでの体験が詳細に描かれていますよ。ストーリーもとても楽しく引き込まれます!私もキャラクターの一人で出演していますので是非読んでください〜〜。


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