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オーストラリアは2月に新学期(第一セメスター)が始まり、11月に第二セメスターの終了と共に学年が終わります(それから翌年の2月までは学生たちは夏休みです)。

毎年この時期(11月)は、最終学年の学生は、卒業制作や卒業論文(小論文だったり、honoursの学生は論文等を作成します)に忙しく、それらを提出するために、毎日遅くまで図書館や、製図室に残っています。

今週は、わが学部のGraduate Exhibition (卒業論文、卒業制作発表会)がありました。普段、大学の食堂として使っている多目的スペースを展示場にして、学生の渾身の作品を展示しました。


(Photo: Hitomi Nakanishi)


(Photo: Hitomi Nakanishi)

発表会には、学生の家族や友人、そして、企業の方々なども多く駆けつけてくださり、大盛況に終わりました。もちろん、オージー流に、アルコールやおつまみが振る舞われ、音楽の生演奏もありました。


(Photo: Hitomi Nakanishi)

この卒業論文、卒業制作発表会は、コロナによって過去2年は開催ができなかったので、今年は2019年以来の全く規制のない開催となりました。学生も、教員も、プロフェッショナルスタッフも張り切って準備していました。​​​​学生が、​​これまでの学習の成果を発表できる機会は非常に重要です。今年は無事に終わって本当に良かったと思います。そして在校生には来年に向かって良い刺激になりました。我々教員は、ここ数週間卒論や卒業制作の審査、今週は成績の提出などで疲れはピークでしたが、学生の達成感に満ちた笑顔を見ると吹き飛びました。

(Photo: Hitomi Nakanishi)


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