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番外編:Australian Open 2023を観に行ってきました

オーストラリアの夏の風物詩の1つと言えば、Australian Open テニスでしょう。特に今年は、男子シングルス、西岡選手のベスト16進出や、女子ダブルス青山、柴原組の決勝進出で、日本でも大きく報じられたのではないかと思います。そして、コロナ規制がない今大会は、メルボルン全体でお祭り気分が高まっています。

先週末、メルボルンの会場に観戦しに行ってきました。

私が観戦したのは、男子シングルス3回戦及び女子シングルス大会3回戦、そして試合の前に選手が軽くウォームアップするpractice sessionです。私は、テニスは、いつも大きな大会のものはテレビやネットで観戦していますが、やはり会場は臨場感があり全く違いました。


(ポーランドのHurkacz選手のサーブ、Photo: Hitomi Nakanishi)

特に小さいほうのコートでは、選手への距離がぐっと縮まりますので、サーブの威力やラインギリギリの素晴らしいショットや、ネット際の攻防戦など、、本当によく見えます。


(女子シングルス3回戦 Giorgi VS Bencic, Photo: Hitomi Nakanishi)

そして、オーストラリアは多くの国の人たちが住んでいますので、自分の母国の選手を応援する応援団などもいて、非常に盛り上がっています。夏休み中ですので、なんとなく夏フェスの感じもあり、コートのチケットがなくても、会場全体のチケットがあれば各所に設置されている大画面の前の芝生でピクニックしながら観戦している家族も多くみられました。

特に私が見た、男子シングルス3回戦は、フルセットまでもつれる大接戦で4時間にも及びました。会場もヒートアップし、応援合戦も繰り広げられました。やはり私がそこで感心したのは、選手の精神力です。テニスの選手は、団体での競技とは違って、戦う場では1人です(コーチ陣は観戦席にいます)。そして、会場には何台もカメラがあり、即ニュースやSNSで報じられるのです。フルセットになり、ミスもが1つも許されない場面で、どうやって自分を信じてメンタルを強く持つのか、それぞれの選手の日頃のトレーニングは精神のトレーニングでもあるのだなと思いました。

トップアスリートの、体力と精神力を限界まで高め、それに真摯に取り組む姿は感動を覚えます。コロナ規制もなくなりましたので、私も折に触れてスポーツ観戦に行きたいと思いました。


(Djokovic選手のPractice session, Photo: Hitomi Nakanishi)


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