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無知の知の2020年。技術を磨く2021年へ

 今年は、本当に激動の1年でした。

 まさか入ったばかりの会社が赤字になるなんて。
 そして会社の期待の新規事業の部署に(自分で希望したものの)配属されるなんて。
 大好きな海外旅行に行けなくなるなんて。
 仕事で悔しくて泣くことが多くなるなんて。


 私は今年、自分の計画がほぼ全て覆された年でした。
 仕事もプライベートも、計画が全部流されてしまいました。
 計画立てて実行しないと気が済まない私にとって、落ち着かない時期もありました。

 11/28(土)放送の「マツコ会議」という番組で、マツコさんは自分の人生を振り返りながら、「流されてきたからこそ分かったことがある」と仰っていました。

 その言葉を聞いて、私はハッとしました。

 では何を学び何を感じたのか、私なりにまとめていますので、よろしければご覧ください。

1. 私は考えすぎる癖があることを知る

 私はよく「真面目だ」「キャリアウーマンだ」「仕事バリバリこなしてそう」と言われます。

 仕事は好きか嫌いか、で言えば好きです。人生の中で一番時間を使いますし、その時間を自分の成長につなげたいと思うからかもしれません。だから、自分のやりたい!と思ったことは、チャンスや許可が得られたらとことん挑戦するタイプです。毎日毎時間会議がある超多忙な部長にも、一緒に会議をしている時は積極的に質問します。

 ある日、部長から「あなたにはWebデザインの知識があるだろうから、会社のデザイン部署との架け橋になって欲しい」と言われてから、私はWebデザインに関する知識をもっと勉強しよう、と意気込むようになりました。

詳しい話は下記noteにまとめています。


 一方で、その日あたりから自分で勉強する(Web記事やTwitterで情報収集していく)度に、もしかして私の部署進みが遅いんじゃないか?このままでは潰れるんじゃないか…と不安に思うようになりました。部長は頭の回転が早すぎるので、部長が役員に発表する際も必死にメモ取ってます。けれど、勉強すればする度やはり不安になりました。もっと違う戦略の方が売れるんじゃないか…と。

 そしてある日、部署内で不安が爆発し泣きました。
 私は所属上は本社ですが、今は地方におり1人で地方の本部の上層部と情報共有したりする会を指揮しなければならないこと、上層部から売上の数字について聞かれること、もっと営業すべきなんじゃないかと言われること…本社と地方の板挟みというか。それをなんで2年目の私に言うのか?疑問でした。

 きっと上層部はアドバイスのニュアンスで聞いているのかもしれないけれど、私にはプレッシャーに感じていたようです。私がやらなきゃいけないのではないかと。

 だから、同じ部署内で時間取ってもらって、もう1回今の方向性でいいのか確認する会議を開催したいと申し出ました。

 ありがたいことに先輩たち・同期は私の不安を全て聞いてくれて、私が提案した会議にも時間を作って参加して下さいました。その経過はこちらのnote2本にまとめました。

 そして、一番仲のいい同期がある日私にチャットをくれました。

「hitomiはよく自分で自分をコントロールできなくなってしまうんだろうけど、考えすぎなのよん♪もっと気楽に生きていいのよん♪」

 そして気づきました。「あ〜、私頑張り過ぎてたんだ」って。

  確かに、私1人で営業かけなきゃとか抱え込む必要なくて、分からなければ(リモートではありますが)リーダー・部長がいるわけで、責任のある人たちに仕事を振ってしまえばいいのです。リモートだから気づきにくかったのかもしれません。

 その日から、私は困った時は「今私きっと余計なこと考えているぞ」と言い聞かすようにしました。それでも分からない時は、先輩たちに時間作ってもらって、30分でも1時間でも話を聞いてもらうことにしました。

2. 自分の時間を大切にすることが大事だと学ぶ

 仕事柄コロナの影響を受けたため、休業期間中に何もすることがなくなったことで、今までの自分の人生や、今後やりたいこと、そして自分は何をしたいのか、今何をしなければならないのか、ただただ考えることが増えました。

 すると、私は「こういうのが好き」「こういうのが嫌い(無関心)」の傾向が分かるようになり、付き合う人との関係性を見直したり、持っているモノを手放したりするようになり、自分の時間を今まで以上に大切にするようになりました。

 自分の時間を大切にしたいから、自分の好きなことに時間とお金を使う。
 そこを理解してくれる人とだけ、関係性を持てばいい。

 それが、ある人から見れば「こだわりの強い人」と思われるかもしれないけれど自分の人生の時間は有限で、20代の今もあっという間に過ぎてしまうなら、自分のやりたいようにやってみたい。

 そんな風に考えるようになりました。

3. SNSと上手く付き合う

 SNSやIT技術がこんなにも発達して、情報過多の時代になりました。スマホを見るだけで、目がこんなにも疲れるのか〜と日々実感しています。

 だからこそ、SNSを使う時間をきっちり決めること、そして自分のアカウントで表示させる情報を精査することが、何よりも自分のための時間を作るには大切なことだと学びました。

▼フォローしている情報は、必要か否かきちんと整理する

 友達の情報は、意外とどうでもいいことを流していることが多く、そこで「自分はどうしてこの子のように幸せじゃないんだろう」とか、嫉妬したり落ち込むことって、無駄なエネルギー使っているなと実感しました。

 だから、自分にとって不要な情報は「アンフォロー」すればいいと思います。

▼SNSで発信することは、自分の信念を発信しているのと一緒

 フリーランス界隈の人の情報を得ることが多いからか、SNSの発信の仕方に長けている方がたくさんいらっしゃいます。

 今後、SNSは「名刺」「履歴書」を一体化させたような立ち位置になるのでは、と言われています。

 そう考えると、SNSに載せたい情報は限られてくると思います。

 もちろん、各SNSによって特徴があるので、その特徴を上手く利用することは前提ですが、発信すべき内容を1度見直すことにしました。

 私の場合、

Facebook→officialな関係(ビジネスライク)の繋がり。noteの記事や仕事で学んだことを発信/共有しています。

Twitter→クリエイター・デザイナー・ライター界隈の人がよくいるので、気になる人はフォロー&デザインやnoteの記事・作品のアウトプットの場として利用しています。

Instagram→完全にプライベートなので、仲の良い友人としか繋がっていません。発信内容もプライベートで出かけた場所の写真をよくUPしています。

 でもこのSNSで共通することは、「泣いても笑っても、私なりに懸命に生きている」ことを発信している(つもり)ということです。

 SNSは日々学んだこと、悔しいと思ったこと、嬉しいと思ったこと、自分が思ったことをアウトプットする場として私は利用することにしました。

 発信していると、意外にも最近話さなくなった学生時代の友人から応援メッセージをもらったり、大学時代にお世話になった先輩から、SNSで悩んでいたことの相談に乗ってもらえたりします。

4. 感謝の気持ちはきちんと伝える

上司に怒られた。
レストランで、注文したものがすぐに出てきた。
友達が、今度行くお店の予約をしてくれた。
恋人が「今日の服かわいいね」と言ってくれた。
お母さんが今日の夕飯を作ってくれた。

 日々過ごしていれば、上のような状況は「当たり前」のことですが、コロナ禍だからか、日々ある幸せをよりありがたみのある瞬間だと捉えるようになりました。

 給料がカットされて、お金の大切さを学び、大切なお金をどこに使うかを考えた時、自分のことを思って接してくれる人たち(上記の例だと上司/店員さん/友達/恋人/母親)への感謝の気持ちはもちろん、その人たちにお礼を必ずするようにしています。

上司→「申し訳ありません。勉強になります。」
店員さん→「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」
友達→「予約してくれてありがとう」「今度遊ぶ時は、私予約するね」
恋人→「そう言ってくれてありがとう」「あなたにかわいいって思って欲しいから、モデルさん参考にしてみたんだ」
お母さん→「いつもありがとう、ごちそうさま」

 言葉にするのは毎度のことですが、もしお礼の品が渡せるなら、よりありがとうの気持ちが伝わるかなと。
 そういうお礼の品に、一緒に過ごす時間に、お金をかけていきたいなと思うようになりました。

 みなさんは、普段接してくれる人へ、きちんと感謝の気持ちを伝えていますか。

 仕事で忙しくなったり、計画が先行してしまって焦ってしまうと、思い通りに行かなくなった時に、精神的に疲弊してしまうことが多々あります。

そんな時は、1度立ち止まってみること。
たまに自分にストイックになりすぎていないか、確認すること。
自分へのご褒美をあげること。
誰か(SNS含む)に八つ当たりしていないか、気をつけること。

こんな感じのことを学んだこの1年でした。

2021年私は何をする?

 来年もコロナがどうなるか分かりません。社会がどうなるかも分かりません。それでも私はある程度計画を立てて行動を起こしていきます。

 そこで立てた目標の1つは、

「Webデザインについての知識と経験を積むこと」

 Webデザインは、奥が深いことがようやく最近分かってきました。単に自分好みの「デザイン」で作るのではなく、依頼者(クライアント)の意図を汲み取り、市場分析(マーケティング)の技術を磨いて初めて出来上がるものです。

 その技術がまだ素人レベルなので、勉強したり仕事を通して経験積んだりしながら技術を磨いていきたいと強く思っています。

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