見出し画像

#15リハビリの日々 ~がんサバイバーさんの運動指導をしている私が乳がんに~

退院後の身体の状態

退院して日常の生活に戻りました。
といえども、やはり今までとは違い動きづらさは明らか。

でも動きづらいからといって動かないと余計に動きにくくなるという負のループを生み出してしまうので、痛くてもできるだけ動こうと決めて日常生活を送っています。

腕が上がりにくい、遠くのものを取ろうと腕を伸ばすと術部が痛い
着替えが大変。Tシャツを着る時や脱ぐ時に、腕と頭を入れる順番を間違えると大変なことになる
痒くて背中を掻きたいけど右手じゃ無理~とまぁこんな感じです。

特に、朝が動き辛くて、夕方になると少し動きやすくなります。

ちょっと腕が上がりやすくなった♪と喜ぶも、次の日にはまた元に戻ってる・・・という状態で、うなぎ上り的に良くなるものでもないんですよね。
残念ながら。

まぁそれはある意味想定内ですが。



実はそれよりも嫌~な感覚が起きる時があります。

それは、体位を(身体の向きを大きく)変えた時

例えば、寝ていて仰向けから左側に寝返りを打った時
起き上がった時
手術した方の乳房がギューッときつく萎縮するような感覚が起きて、それがしばらく続きます。

痛いような何とも言えない感覚。まだまだ傷口が癒えてない(当たり前ですが)っていう感覚を味わう瞬間です。
これもどうすることも出来ないので、落ち着くのをじ~っと待つのみです。


退院後のリハビリ体操(動画)

入院中から始めたリハビリ、退院後も続けています。
少しでも腕が上がりやすくなるようにと、毎朝10~15分頑張ってます。

入院していた時と比べると少しだけ動きやすくなってきているので、最近は傘を使って肩の可動域を上げる体操を始めました。

何も持たないで腕の上げ下げをするより、傘を持つことで元気な方の手がサポートしてくれるので、上がりにくさのストレスを少し減らした状態で動くことができるので、私は気に入ってます。

傘でも棒でもOK


こんな感じ~というのを動画にまとめてみました


せっかくの動画なのに、お恥ずかしながらインディアン柄のTシャツを着ておりますが、前回のnoteにも書いたように脱ぎ着しやすい大きめサイズを現在愛用しているため、旦那さんのTシャツを拝借しております(汗)。

今はこんな感じ~という紹介兼ねてなので、途中早送りでお届けしていますが、今回ご紹介した体操は、普段がんサバイバーさんの運動指導の際にもしている内容でもあります。

知っててよかった~なかなかいい体操やん!と自分自身が術後の身になってリハビリしてみて改めて思います。

傘(棒)を使っての体操はまだもう少し動きにバリエーションがあるので、また改めて綴りたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?