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腸と私

皆さんいかがお過ごしですか。

私は潰瘍性大腸炎が再燃してしまい、今は回復途中です。時間をかけて積み上げても崩れるのは一瞬。でもまたここから、最高のジャンプを目指して積み上げていきます。

そこで今回はお腹(腸)の調子とパフォーマンスについて私が感じること、普段気を付けていることを書こうと思います。

1.どんな影響があるのか?

私は腸の状態が悪くなると、姿勢が決まらない、力が入らない、マイナス思考になりやすいと感じます。

体の中心から動けないので、ふくらはぎなど末端を使った動きになりやすかったり、お腹をかばうため猫背になったり。ウエイトトレーニング、砲丸投F/B、垂直跳などの数値が顕著に落ちたりもします。          

さらにメンタル面では、体の中から湧いてくるエネルギーを感じられず、ちょっとしたことで落ち込んだり不安になりやすくなります。「腸は第二の脳」と言われますが、まさにその通りだと思います。          

でも、腸が回復してくると、これらと反対のことが起こります。動きが良くなったり、ポジティブでクリエイティブな思考になったり。やっぱり腸内環境は大事。パフォーマンスを高めるためのキーポイントだと思っています。

2. 前兆に早く気づき、休む時はスパッと

もっと体の声を聞いていれば...という失敗を、私はたくさんしてきました。そのため今は、前兆を見逃さないように気をつけています。       

私の場合の前兆とは、お腹がゴロゴロする、膨満感、便の回数増や状態の悪化、食事やトレーニングは変わらないのに体重が減る、食欲がなくなる、筋の張りがなくなる、体幹が決まらないといったものです。        

客観的な数値では、毎朝起床時に心拍数や心拍変動を測っています。心拍変動指標であるrMSSDが、数日下がった後に体調を崩すことが多いので(※個人差があります)、2日続いて低かったら要注意、3日続いたらトレーニングを変更するようにしています。

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また、体調を崩した時はダラダラ続けず、スパッと休んで回復に全力を注ぎます。これも、数日休んだら回復するところを、騙し騙し続けたことで結果的に数ヶ月かかってしまった...という失敗から学びました。       

そして私は何か起こったとき、「ただでは起き上がらないぞ!」という力がフツフツと沸いてきます。なのでトレーニングができない分、本を読んだり勉強したりと、他にできることに取り組みます。陸上競技に限らず、この期間にレベルアップできたという自信が、復帰したときのパワーに繋がります。

3. トレーニング再開は段階的に

元気になったとき、ヤッター!動ける!とついつい張り切りそうになります。逆に、こんなに弱くなってしまったのか...と落ち込むことも。でも、焦ってはいけません。そういつも自分に言い聞かせています。       

一気にトレーニング量や強度を上げると危険です。特に最初の2週間は、慎重すぎるくらいがちょうど良いかなと思っています。なのでまずは、トレーニングをするためのトレーニングで身体を作っていきます。私は今その段階です。最弱の時のデータを取っておくと、日に日に強くなっていくことがわかって、それがモチベーションにも繋がります。


みなさんのリラックス法は何ですか?私は青空を見上げながら深呼吸することです。とっても気持ちがスッキリします。今日も素敵な一日になりますように。



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