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オランダが羨ましいなと思った事

少し前からvoicyを聴いています。

洗濯物を干す・畳む時に聴けるからちょうど良いです。
何かしながら聴けるというのは子育て中や通勤中の人にとてもありがたいことだと思います。こういう形態の発信方法もっと流行るんじゃないのかな、と予想します。

今朝聞いたのはオランダで教師をやっているという三島菜央さんの「先生が休みの日はどうする?」という回。

これを聴いていて洗濯物を干しながら興奮してしまいました。

オランダは教員不足で、特に都市部でその傾向があるらしいです。
なぜならお給料が都市部に住んでいると家賃が払えないので都市部を離れざるをえないそうです。
政府がこの事を深刻な問題と捉えていて、オランダの小学校の先生の給与水準が中高一貫校の先生の給与水準と同等になったそうです。

ここが私がオランダを羨ましいと思った点で、政府がこの事を深刻に捉え、さらに実際動いてくれた、という事。
社会で教員という職業を魅力的な職業にする事で教員になろう!と思う人を増やそうという試みだそうです。

私は教師でもなんでもないですが、教師、保育士が足りなくて現場の先生方が大変な思いをしているのを報道で耳にします。
なぜ日本は大きく変わらないのだろう。

さらに先生が休まなければいけない時、どうしているのか?という話になりました。
対処法としては「別の先生を当てる」「生徒を分ける」など他にもいろいろな方法をとって、それでも無理なら「休みにする」という事です。
仕事している保護者はとても困ると思いますが、社会で助け合って生きているのだから仕方ないという考え方らしいです。

いや、ほんとその通りだなと思いました。
相手が人である以上、サービスを受けるのが当たり前という考えは無理があると思います。サービスを与える側が負担が大きいです。それは回り回って自分の苦しさにも繋がって行くと思います。

「お互い様だから仕方ないよね」
そんなゆるく優しい世の中になってほしいと願っています。



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