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宗教家コラムニストはかせ
2019年10月8日 10:22
ポイント②「どろ海中を見澄まされると、沢山のどぢよの中に、うをとみとが混じっている」およそ十億年前の時点では、地球に生物が既に存在していた、という話は前回述べた。では、その生物とはどのようなものであったのか。本当に、ドジョウや魚や蛇がいたというのか。答えは“NO”である。このノートでは、この点について、どう理解するべきなのか論考する。
2019年2月6日 06:32
ここでは①に示した「元の理」と、生命の歴史を元にして、それらの共通点について、いくつかのポイントに分けながら論考する。ポイント①「この世の元初りは、どろ海であった」「元の理」はこの一節から始まる。逆に言うと、“どろ海ができるより前”のことについては語られていない。最初からどろ海はある前提である。また、元の理にある人間の創造は、“九億九万九千九百九十九年”前のこととして語られてお
2019年2月5日 19:12
「元の理」とは、天理教における人間・世界の創造説話である。その話の内容は、比喩などが多く用いられている為、理解・判断が難しい点もある。その為、現在天理教内での主流な考え方としては、「この元の理は“理の話”であるから、頭で理解しようとするものではなく、心でその理を感じる為のものである。また、元の理の中には多くの数字・動物が出てくるが、これらについても、それをそのままの実数や実在と捉えるの