竹細工 【機関車】
国産竹で製作されている竹細工。
こちらの「機関車」は庄子末松さん(89歳)が製作されたものになります。
完成に至るまで、設計図を書き、竹を切り、各パーツを作り、組み立てという工程作業をおひとりでされています。
stay home期間中、自宅で作品作りへの挑戦と展示会への応募に挑戦をされました。展示会への応募作品【機関車】は、仙台市健康福祉事業団主催「第29回シルバー創作展」手芸工の部にて準シルバー大賞を受賞。
介護保険サービスは一切利用せずに、ご自宅で暮らす末松さん。ひときたしゃべるの拠点がある町外に住んでおり、自治会に属さない住居、隣近所との付き合いも殆どない居住地に暮らしています。メンバーがご自宅に訪問し作品をお預かりしに行くこともあります。それは安否確認やお変わりがないかという様子伺い、社会との繋がりの機会にも自ずとなっているのだと思っています。
「今まで笑った写真がなかったれど、最近になって笑う写真が増えてきたんだよ。」と末松さん。「自身の好きなこと、やりたいこと=竹細工作り」を通して楽しく人生を謳歌されているというこの笑顔。
「暇だから竹細工の仕事がないかな。」と、よく末松さんは仰られます。
この言葉の意味は利益目的ではなく、自宅にいても退屈なので何かのために竹細工を作る時間を増やしたいという意味合いです。
手仕事が途絶えることがなく。
末松さんの望む暮らし。
末松さんの笑顔に繋がる暮らしとなるように
竹細工作りを活かせるようにサポートをしていきます。
作品に関するお問い合わせ、ご依頼はメールにて承っております。
mail hitokitashavel@gmail.com
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