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自分ギライの克服法って?

自分を許せない。
自分が嫌い。

あなたは、そんな風に感じて苦しんでいるのではないですか?
しんどいですよね。分かります。
いやいや、そんな軽々しく分かったなんて言わないでよ。
あなたがそう思うのも分かります。
が、私はハッキリと断言します。
だって、私自身がその悩みに直面してきたからです。

自分を責め、攻撃し、時に自分をののしり嘲り笑う。
そしてそんな自分が情けなくなる。
私は自分が許せない、そして私は自分が嫌い。
そんな思いに日々こころが消耗する。
うまくいっている他人が羨ましくて、うまくできない自分に落ち込む。
私は何のために生まれてきたんだろう。
私には生きてる価値ってあるんだろうか。
そんなふうにネガティブループにはまって抜けられない。
ほんとうに苦しいですよね。

今もまだ、発作のように私も自分が憎くなるときがあります。
でも、以前よりも上手に対処できるようになりました。
まだ完璧じゃないけど、大嵐がやってきたときにやり過ごすことができたら、かなり生きやすくなりました。

いまでも自分が好きかと聞かれたら、胸を張ってハイ!と言い切れないところはあります。
でも、こんな自分でも、なんとか前向きに気持ちを切り替えるコツが掴めてきたのです。

それは、とても小さなことの積み重ねです。
ささやかなことだから、だれにでもカンタンにできます。
もちろん、あなたにもできます。
とても小さなことだから、時間はかかるかも知れません。
でもすこしづつ、すこしづつ、確実に変わっていくのです。

たとえば、分度器で1度の角度を測って10センチの線を引いたとします。
0度の水平の線との差は、微々たるものです。
削り忘れた鉛筆で線を引いたとしたら、2本の線は重なっているかもしれません。
でも、その1度の線を1メートル伸ばしたら、明らかに高さがついています。
さらにその線を3メートル、5メートル、10、20、30メートル…
100メートル先では、結構な高さになっていると思いませんか?

最初は、とてもとても小さなことでいいんです。
最初は結果が見えなくても、しっかりと何かが積みあがっているのです。
そして、うつむいてばかりだった顔をふとあげたとき、
見えている景色が変わっていることに驚くのです。

大丈夫です。
木からリンゴが重力で地面に落ちるのと同じように当然のことです。
来月も会社や取引先が存続していて、あなたに給料が支払われる可能性よりも確実なことなのです。

ちょっとメンドクサイなと思うかもしれませんが、
めんどくさい以外のデメリットは無いのに、メリットは計り知れません。
買いに行きさえしたら必ず当たる宝くじがあるなら、遠出してでも買いますよね?

これから、自分ギライから抜け出すために私のやってきたことや考え方をお伝えしていきます。
そうは言っても、私もまだ道の途中です。
よければ、私と一緒に歩いて行きませんか?





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