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映画を英語でレビュー#19 チアーズ! Bring It On (2000)

このシリーズでは映画のレビューから、一文を英訳して、使える表現を紹介したいと思います。

チアの青春映画


アメリカの高校のチアリーディング部が、全国大会で優勝するために奮闘する映画。主役は、新たにキャプテンとなったトーランス。演じるのは、子役から活躍しているキルスティン・ダンスト。優勝が続いている伝統あるチームのキャプテンとなり、今年も絶対に優勝すると意気込むトーランスですが、なんと、他校のダンスと自分たちのダンスが酷似していることが発覚!それにはトーランスも知らなかった理由がありました。
トーランスは何とか、自分たちのオリジナルのダンスで優勝したいと試行錯誤する、という内容です。

疲れてる人に見てほしい映画


チアのダンスがとにかくとても可愛くてかっこいい!コメディ要素が強く、深く考えずに、単純に楽しめる映画。キルスティンのコロコロ変わる表情がとてもかわいくて面白い!疲れてる日や何も考えたくない日には最適な映画だと思う。

「~と思う」=I think はあまり使わない

”疲れてる日や何も考えたくない日には最適な映画だと思う。”
を英訳すると、
In my opinion, this is the best movie to watch when you're tired or don't want to think anything.
となります。

「~と思います」はよく日本では使う表現ですが、あまり英語では I think~ は使わないんです。すごく日本っぽい表現なんですね。意志が弱い印象に聞こえるからなんですかね?私はアメリカにしか留学したことがないので、ほかの国は分からないのですが、アメリカ人は、何か発言するときは、自信をもって断定で話すことが多いです。

では、断定を避けたいときはなんて言えばいいか?
上の文では、「私の意見では」という意味で In my opinion,を使いましたが、ほかには、
I guess ~ (guess=推測する、この単語はネイティブがよく使っています)
I believe ~ (信じる)
I suppose (thinkとほぼ同じ意味ですが、少しフォーマルに聞こえます)
のような言い方がありますよ。

間違いを恐れないアメリカの学生

先ほど、アメリカ人は自分の発言に自信を持っていると書きましたが、私がアメリカに留学してびっくりしたことがあります。

授業中、よく先生が生徒に質問するんですが、アメリカの学生って結構手を挙げる人が多いんです。そして、あてられた生徒の答えが間違っていることもよくあります。日本だと、間違ってるかもって思ったらあまり挙手しない印象があるんですけど、(少なくとも私はそうでした)アメリカの学生って、間違いを恐れないというか、自分の答えに自信があるんですよね。それってすごいかっこいいなって思いました。言った人勝ちみたいな感じです。この姿勢は見習いたいと思いますね。



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