見出し画像

娘ちゃん、ふたたび眼科へ行く。

noteのタイトルどうしようかな、と思ってたら、昔『大泥棒ホッツェンプロッツ』ってシリーズの絵本があったのを思い出す。あれも『ふたたびあらわる』『みたびあらわる』ってシリーズが続いてたなぁなんて思いながら今回のタイトルに活用した。残念ながら『みたび眼科へ行く』はもう決定済み。『よたび』にならずに終えたいところ。
(しかしこの日本人的には馴染まなそうな名前、よくすらすらと出てきたものである。ストーリー全然覚えてないのになぁ。ポディマハッタヤさんみたいなもんだろうか)

とにもかくにも。
この話、『1回目』にあたるのがこれ。↓

前回のはまぁ正確には眼科としての1回目とは言えないんだけど、まぁ細かいことは良い。
3歳半健診で視力の再検査を促され、外斜視の疑いがあるから改めて眼科に来いという話になったわけである。

今回の指定時間は14時半。
この日朝イチは手術が入ってて難しいとか言われたんだけど、次回予約に関しても「朝イチは並んで混んでしまうので、ゆっくり見ることができなくて……」と渋られてしまったので結局そうなるのか感。中ですごく待つのも子ども的に厳しいけど、朝早く起きる子どもを遊ばせてると午後は午後で疲れちゃうんだよな。
この日も13時半に「ねむい」「おいしゃさんいかない」とかグズりだしてしまった。ちょっとお出かけしたのは良くなかったな……(シルバニアのくじが引きたかったので午前中ちょっと出かけました)(そろそろ景品少なくなりそうだったので……ごにょ……)。

そんなこんなでやや疲労気味の娘だったが、検査はなんとか進めてもらう。
嫌なことは断固として嫌だが、暴れたりはしないのでだいぶ大人しい方だと思う。いや、片目を隠すメガネは顔を160度プイッと背ける拒否の姿勢を取ってきたけど。そんなにも嫌か。メガネが重くて嫌だと言うので、黒いスプーンみたいなやつを渡されたら、それは自分で持って頑張ってくれた。そんでこっちから見えないんだけど、あれ『黒いスプーンの内部』にスクリーンで『C』の画像映してるっぽいな?こっちから全然見えないけど、なんか手元のリモコンで操作されてた。今そんなんなってんの???おもろー。
尚、お医者さんが視度補正レンズ部分だけを持って目に当てようとしたら、それも嫌がられた。今後メガネ必須になった場合の先が思いやられるなぁ……。

検査をしてもらった結果として、やはり左側が少し外れているとのことだった。
「お母さん気づきませんでした?」って聞かれたけど、私もパパも、保育園の先生からも全然そういう話がなかったわけで(先生からは1年前に1回だけあったけど、それ止まり)。いくら私がスマホばかり見ているダラ育児組とはいえ、流石に娘の顔を全く見てないわけじゃないんだけどなぁと思ったら、先生から「いやでもこうして見てるとわかんないですね……?そんでこんなにおとなしいのに、メガネ嫌がるのかぁ……」ってしみじみ言われた。あっ、やっぱり?ですよね???
パッと見で全然違和感ないんですよ。今日職場で同僚(こないだ娘に会った)と話しても「いや全然気づかなかった」って言ってくれててね???
うーん、そんなにやばい範囲じゃないってことだと思いたいなぁ。

とはいえ、「実は左目、あんまりよく見えてないのかも」とすら言われてしまった。
こないだ左側0.8って言われたし、全く見えてないこたないだろけど。このまま弱視になっても困るし、来週精密検査がしたいという。よし、しましょう。

先生は説明をこう続けた。
「その為に、1週間前から目薬をしてもらわなきゃいけないんですけど、これ副作用がすごくて……」

⚫︎目のピントが合わなくなって、特に近くが見えづらくなる
⚫︎黒目が大きくなって眩しがる(曇りの日は多分平気だけど、晴れた日は帽子必須)
⚫︎まれに顔が赤くなったり発熱したりする
⚫︎目薬をやめてから2〜3週間したら自然と元に戻る

いやえぐくない?????
そして期間長くない???????
目薬を垂らす前から、もう娘が「やだ」って言ってる。いやそうだよね、わかるよ私だってやだよ。この目薬を朝夕1日2回やれですってよ。キツいて。ただでさえ、幼児の目薬難しいのによ。
先生が「寝てる間に目の端にさすのでもいいです」って言ってるのは絶対活用しようと思うんだけど、やー、これ私が寝落ちたら詰むやつでは……?大丈夫かなほんと。

頂いた『アトピロンの使用法と注意』によると、『小児の眼の屈折度(遠視や近視や乱視)の精密検査をします。眼の屈折度は、調節(眼のピント合わせの機能)を休ませた状態で決まります。ところが小児では、調節を休ませることがうまくできないので、調節を休ませる目薬を点眼した上で検査します。この精密検査の結果で、診断や治療を決定していきます。』との説明だった。
うーん、必要なことであれば仕方ない。仕方ないけど、娘にそれを納得させられる年齢でもなく。ママも嫌だよこれ、でもやらなきゃいけないんよ。せめて前後3日くらいに値切りたいんですけどね。ぐすん。

こういう時に「その医者は娘さんの目によくない薬をあてて苦しめようとしています!騙されないで!オーガニックなこの手作り目薬ならそんな必要もなく云々」とか語られると、ホイホイ陰謀論に堕ちたりする人も多いのかなぁなんてちょっと思う。
『やりたくないことを強要されている〜〜嫌だ嫌だ〜〜ぐぬぬ』って思ってる時に、それを断る理由を作られて後押しされると乗っかりたくなるよね。自分が医者じゃないからこそ、(実は騙されてるのでは?)と思い始めた時に「そんなことない」って言い切れる知識がこちらにないのも弱い。勉強ってほんと必要だよね、こういう時の盾になる。
あっ、私はここの医者が信頼できないと思ってないので、そういう類の余計なおせっかいは不要ですのでね。ほんとお気遣いなく。


目薬、うまくさせますように。
そんでもってなんも問題なく終わりますように。
えーん!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?