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白さび病だーーー!

と、聞いて何のことかわかるのは農学や園芸に通じた方だろうと思う。
我が家で育てている、カブの話である。


元気に育ってきた、我が家のカブ。
最近雨続きなことと、元々日が当たりにくい場所でもあり、ちょっと土にキノコの菌糸が根付いて見える。もう少し暑い時期になればもうカブも収穫済みになるだろうから、いくらか土を抜いて天日干しするくらいのことはしようかなんて考え始めていた今日この頃。

そんなカブの葉の裏に、白い斑点が出現してしまった。
(白いプツプツがいっぱいある写真が苦手な人は回れ右)








に゛ゃーーーーーーっ?!!???

検索して調べると、どうもカビの一種のようで。えーんやってしまった。ネット検索+カブを勧めてくれた農家の友人に聞いたところ、幸い人体に害のあるものではないらしく、一応この葉も食べられるものではあるらしい(サビ部分は落として火を通す方が良いとは言っていた)。
葉が濡れている時間が長いと起こりやすいとかで、もっと間引きをして風通しを良くした方が良いこと、もう病気になってるものを助けるには農薬しかないことをアドバイスされた。うーんなるほど、カビだもんなー。根菜なので、カブとカブの間隔が狭いと土の中でぶつかって大きく育ちにくいとは聞いてたんだけど、葉っぱ同士でもそういう弊害があるんだなぁ。何においても、育てるということはかくも難しい。

とりあえず薬を撒いて、ついでに間引きがてら引っこ抜く。
……のつもりが、娘が目を輝かせながら「カブ抜く!」と全力で抜き続けてしまった。手前と奥の2列で作ってたんだけど、手前はほぼ収穫済みになってしまったな……いやまぁ、えぇんやけども……。
病気に気付けど「いやまだ、もうちょっと大きくなれる子もいるかもだし……」という助平心があるのは我ながら否定できない。葉っぱの裏、まだカビが蔓延してないところも幾ばくかあるので……もうちょっと……いやしかし……。

で、一応食べられるとは聞いたものの、そもそも乱獲された大量のカブを一気に食べることも難しい。冷凍保存にも限度がある。勿体無い気もするけど、どうせ食べ切れないならと綺麗なものだけ残して、葉がもうダメそうなところは捨てることにした。普通の間引きはそもそも食べられずに捨てるだけのものも多いのだから、カブが特殊な方なのだ。間引け間引け。

まぁそれでも、ヘッダーの通りである。
ボウルから溢れるほどの葉と根が無事に収穫できた。これの1.5倍くらいの量の葉を捨てたのだと思ってくれれば良い。……少しは間引きになったかなぁ。奥の畝、それでもまだモサモサしてるんだよな。カブの種一袋にどんだけ入ってたんだ。そっちも病気にやられてはいるので早めに収穫を終えたい気もするけども。追いつかないんだわほんと。
(とりあえずちょいちょい葉は摘んでいる)

昨日の昼ごはんはツナマヨ炒めに、夕飯は挽肉とナスとの味噌炒めにした。どうも「ご飯が進む!味が濃い料理」にしがちである。娘が最近『白米は白米のみ、おかずはおかずのみ』で食べたがるから、何か程よいところも考えないとなぁ。

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