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娘ちゃんとひらがな② 〜書いてみよう〜

娘ちゃん、来月で3歳。
ひらがなとアルファベットと数字の識字率が3割くらい進んだかなって感じ。3割は盛ってるかしら、まぁなんか、この年齢の割には色々読めてる方なのではって感じ。
ちょっと前に紹介した公文のひらがなカードは、文字側だけ見せても8割正解する。わからない時も、一文字一文字「これは?」って指で指していくと読めたりする。「う」「さ」「き(濁点はすっとばされることが多い)」「ということは……?」「きりん!」とかも1回出たけど。なんでだよ、それはもう読めとるやろ。


んで、並行して『ゆびでおえかき』を本人から求めてくる。
これはスマホのメモ帳機能のこと。いろんな色が選べて、指でぐりぐりとなぞると線が引ける。水彩絵の具もクレヨンも水性マーカーも好きな娘だが、これも楽しいらしい。

で。

この間ふと思い立って、「数字、かける?」と聞いてみたのだ。
いやなんか、最近指で色々作って見せてくるから。「A」とか「く」とか。
↓これは「6」。なるほど、6だ。

あと、「9」とか「10」もやってくれる。
「10」は「01」になってる気もするが、まぁよし。そんでこれだけ文字の『構造』としての理解が進んでるなら、実は書けちゃったりもするのかしらと、まぁそういう実験である。

青文字は私の注釈。
ピンクが娘の書いたやつです。

……いいですね。
なんかこう、正しくはないやつも、何をしたいのか、意図はわかる。とてもわかる。
いやもちろん、上記は比較的上手くいったやつだ。全然訳がわからないものもまだまだたくさんある。それはそれで、自由で良いと思う。
あの、別に焦って詰め込もうとしとるわけではないのでね。出来たらすごいし、出来なくても全然っていうか。でも本人が得意なことなら伸ばしてあげたいよねってくらいの。

鳥の『く』とは。確かに鳥感強いけど。
そんな複雑な常用文字があってたまるか。


そんな感じの娘なので、文字に対する興味は割と強いのではないかと思ったわけだ。
ふむ、これはあれか、『ひらがなをなぞって練習』みたいのをやらせてみても良い頃か。
買ってみた。


またもや公文式である。
でもこれ、本屋で見比べたら自然とこれになったんよね。他社は大体「3歳〜」なのが、これだけ「2歳〜」を目安にしてくれている。実際、一文字ごとの大きさが、他より大きい。他社は1ページに6文字並べてるのを、これは1ページに4文字以内で収めてることが多い、くらいの。うん、多分今の娘だと大きめの方が書きやすいと思う。
表紙にもあるけど、『書きやすいもの10文字』を厳選してくれている。そりゃそうだ、いくら日本語の基本があいうえおでも、「まずは『あ』から」って言われたら幼児大混乱だわ。

そんでね、この本、ほんとに丁寧。

「こうか、『く』って何気なく書いてるけど、そうやって分解しての練習になるのか……」って、なんかしみじみしたよね。
言われてみれば、真っ直ぐ綺麗に下す線も、ナナメの線も、それぞれ別の難しさかもしれない。パーツごとに、丁寧に丁寧に練習をさせてくれる。すごく良い。
あと、見てて思ったけど『ここで止める』が意外と幼児には難しいんやね。どこまでもびーーーーっと線を引いていきたくなるよね、わかる。

段階を踏んでいるなぁ。
なるほどなぁ。

そんでお気づきですかね、先程からうすーーい線が引かれていることに。
そうです、娘です。
できるじゃん……君割と出来てるじゃん……?

「ひ」だなそれは。
めっちゃ「ひ」だわ。すごいな。
ド優秀じゃん。


「2、3ページずつ負担にならないように……」とかどっかのページに書かれてたけど、娘は初日で一気に半分くらいのページを書き進めた。意欲がありすぎる。
途中で「ママも書いて!」って言われたのを(ママが書いてもしゃーないやんけ……)と思って鉛筆のお尻側でなぞる真似だけしたけど、よく考えたら鉛筆だから後で消せば良いし、別に私が引いた線の上をなぞらせたって良かったし、そんな誤魔化さずに全力の遊びを一緒にすればよかったかもしれない。大人がきちんと向き合って一緒の時間を過ごすかどうかで、本人のやる気も変わるよなぁ。反省。

それにしても、なんでこの日はこんなに筆圧弱かったんだろう。いつもクレヨンとか色鉛筆とか、ガッシガシに強く塗るのにな。『狙ってなぞる』はまた勝手が違うものなんだろうか。
そんで娘はどうも、『右下から左上に向かって』線を引こうとする習性がある。逆、逆。左上から右下に向かってくれ。そこは早めに慣れさせておきたいねぇ。

こうして進めていくと、『ろ』や『そ』(後半に出てくる)ってめちゃめちゃ難しいなっていう気持ちになってくる。曲がり角、多っ。
今後『あ』の勉強をする時、どうなってしまうんだこれ。もうあれよ、スマホの取説見てる気分。行程が多い、目が滑る、注意書きを読む気にならないのやつ。

見てるだけで疲れてくるぞこれ

どうせやるなら、楽しんで取り組んでもらいたいよねぇ。一緒に良い時間を過ごしていきたいなぁ。

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