『スイスイおえかき』を手に入れた！

あ、ヘッダーは若干乾いた時に撮ったやつです。
実際はもっとちゃんと濃い色が出ます。

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ちょっと前に、私の実母から連絡があった。
「地元のお友達と会ってショッピングするの！孫グッズ、なにか欲しいものある？！おもちゃとか洋服とか！」

元々必要なものはある程度自分たちで揃えてしまう方なので、正直「これ！」みたいなのはあまりないのだけれど、こういう時はお断りするより「これはNG、これは今割と嬉しい」みたいな方向性を指定してあげた方が母は喜ぶ。孫と娘に色々貢ぎたいお年頃なのだ。
とりあえず服のサイズとNGポイント（フード付きの服は保育園で使えんとかそういう）を伝える。それからおもちゃ……うーんおもちゃか。なんだろうな。

考えてみて、前から気になっていたことを思い出したのが、この『スイスイおえかき』だった。
案の定、喜んで送ってこられた。「スイスイおえかき買ったよ！送るね！」しか言われなかったのに、箱を開けたら他に服と絵本とおやつも入ってたし、ご丁寧にも『スイスイおえかき』の予備ペンまで入っていた。いやぁ、貢ぐねぇ。まぁ、そういう母だ。
クリスマスにはまだ早いんだが、いいのかねこれで（誰も損してないから良いのだ）。

調べてみたら、『スイスイおえかき』にも何パターンかあるらしい。
今回貰ったのはこれ。

『定番』の中で一番いいやつ買ったな……いやもう全然有難いけど。『赤だけ』『青だけ』の方がお安いけど、そりゃ色んなカラーが出る方が嬉しいよな。

使ってみると、仕組みはとてもシンプルだ。
元々色つきの撥水シートの上に、水で透ける白シートが貼り付けてある、それだけ。
水を含ませたペンや、水をつけたスタンプなどを押すと、下地の色が透けて浮き出てくる。ほっとけば乾いて消えるし、水なので周りも汚さない。
（『専用スタンプパット』はただのスポンジ付き土台。そこに水を含ませると、ローラーやスタンプに水を付けやすいっていうだけのアイテム）
4つに区切られたカラーリングに加えて、水を弾く素材でうさぎさんやらりんごの木やら、色々なイラストが浮き出てくる箇所もある。
「手形をつけるのも楽しいよ！」とのこと。なるほどねー、色々考えられてるなぁ。

元々娘はペン遊びが好きだ。
水で溶けるクレヨンも気に入ってたし、書かせはしないが私のコピックマーカーを缶からぽいぽい引っ張り出す。『ペンを握る』それ自体が好きなのだ。
なのに、一度出すと地味に離さないまま布団の上に向かおうとするので、クレヨンは最近しまわれがちになっていた。申し訳ない。
いくら子どもの為とはいえ、やはり『汚される！！！！』が分かっていると億劫になる。綺麗事だけではやっていけない、掃除するのは結局私なのだ。

なのでこれ、正解。大正解。
娘もめちゃめちゃ気に入っていた。ぐるぐる回転しながらあちこちに線を引く。

↑満喫される娘先生。

ぐいぐい線を引き、ぽこぽこスタンプを押し。
ダスダスと、垂直に力強くペンを振り下ろして点描を打つのを「ペン先が傷む！」と夫が止めようとしたが、「好きにやらせなさいよ」と私がGoサインを出した。
いいよそんなもん、いくら傷んでも。普通のペンは傷んで先割れしてインクが飛び散る不安があるけど、これはペン先スポンジだし。水だし。何故か予備ペンもあるし（笑）。

それより、描くことに意欲的で、筆圧もしっかりありそうなのが嬉しいんだよな。
私自身が3〜4歳までこういう殴り書きも全然しなかったらしくて母を心配させたし（尚、それが現在は全力で絵を描くオタクです。「うちの子も殴り書きしなくて……」という保護者の皆様、どうぞご心配なく）、弟はとにかく性格が出ているのか、いつまでも薄く小さな字を書いて、やっぱり母を心配させた。ノートのコピーを取るのに、最大に濃いモードにしないと読めないほどだった。
まぁ、彼は今も字が小さいけど。
そういうものを見てきているので、自分の娘が力強い線を引き点を打つ姿は、非常に好ましく見てしまう。ペンなんて使い倒すくらいでなんぼよ。それでいいのよ。

尚、そんな娘でも、『ローラー』は少し難しいらしい。
確かに、あれは『押し付ける』をしながら『コロコロ転がす』を同時進行しないと跡がつかない。掃除用のコロコロで遊んだりするくらいだから余裕かなと思ったけど、ただ転がすだけではどうも跡が薄い。
まぁそれでも、転がしてるだけでもちょっと楽しそうだけど。段々上手くなるといいねぇ。

尚、途中で本体シートに絵を描くことに飽きた娘はそれでもペンを手放しはせず、結果的に、『スタンプパット』と『ペン』だけをひたすら持ち歩いたりしていた。
見た目がもうタブレット絵師で笑う。
今日の新作はなんですか先生。

今朝も起き抜けから楽しくお絵描きができて、大変にご機嫌だった。よかったねぇ。
そういえばお部屋も乾燥しがちなので、加湿器とまではいかずとも、お水を使った遊びが室内でできるのは、案外メリットかもしれない。是非これからも神絵師目指して楽しんでください、娘先生。