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#29 先人の生き方から自分の生き方を模索する


ご先祖様の話をたまに祖母や祖父がする。
最近になって人の生き方にものすごく興味が湧いているので私は熱心にそれを聞いている。

ひいじいちゃんは富男さんと言って、器用な男だったという。真面目で、絵がうまくて、運動神経がよくて、それでいて控えめだったときいている。新しい考えを受け入れる柔軟さを待ち合わせている人で、祖母が女性であるのに機械を使って農業をしたり、車に乗ったりすることを応援していたらしい。(昭和の時代は女の人が働くことは男の恥だと言う考えが多かったようだ。)
祖母の自慢は、この地域の女の人で一番に車や農機具を乗り回したことだと言っている。

そしてひいひいじいちゃんの長蔵は、さらに新しい物好きで興味のわくことがたくさんあったそう。
農家をしながら料理人をしていたそうだ。さらに、自分の家屋を建てるのが夢だったそう。

実家の設計は長蔵がしたと聞いている。
日本家屋なのだが、応接間は西洋仕立てで、当時は時代の最先端を取り入れたそうだった。
しかしながら、長蔵は夢だった家を建てるために木を見に行ってその途中、事故に遭って亡くなったらしい。

死んだ後は、あの世に行ってからの名前
''戒名''をお寺のお坊さんに「自由行楽信士」にしてくれと頼んでいたのでわたしの実家のお墓には「自由行楽信士」が眠っている。

私はこれを聞いて、長蔵はとにかく自分の本当の幸せを理解し、追求していた人だったのだろうと思った。


思えば、私はずっと
苦手なことを頑張ってきた。
勉強、スポーツ、教師の仕事
全部本当に苦手だった。
人の何倍も時間や気力を注いだ。
スポーツは10年
教師は6年した。
すると、流石にできるようになってきた。

スポーツは同じ年の女子よりは確実にできる人に分類されるが、わたしの根本的な運動センスは壊滅的である。

私は人生の27年間苦手なことも一生懸命に努力してきた。そして、身についた。

だから今からの人生はその不屈の精神を持って
したいことを極めたり新しいことに広げたりしたいと思った。

人生でできるようになりたいことはいっぱいあるが今すごくしたいことは

・シンプルな耳コピのピアノに合わせて歌えるようになればなあ
・水彩画を描きながら世界を旅したい

なんてのが浮かんでいる。
先月の記事と全然違うことを書いていて我ながら恐ろしい。

出てくる夢は恐ろしく変わりまくっているけれど、根本にあるのは、自分の内なる欲求に従って、自分らしく生きていくこと。

そうして、選べば、行動をしたら、
生きづらい世界を自分のものにして
自分らしく歩んでいける。そう示したい。

それが私の夢だ。 

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