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雑日誌

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映画、スポーツ、超常現象、旅行などにおさまらない日常の妄想や雑学などを集めました。
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#海外旅行

ダブリンぶらり(8) 上空映画館

ダブリンぶらり(8) 上空映画館

ダブリンへはもちろん飛行機で行ったのですが、ロンドン-ダブリン間はともかく(約1時間半程度)、問題はロンドンまでの飛行時間。往路(羽田発)は約12時間、復路(成田着)は約11時間。合計23時間。ほぼ1日分ですね。

この時間をつぶすには、映画を見るしかない。ということで、今回はひたすら映画を見まくりました。搭乗したのは英国航空。けっこう知らない映画がたくさん見られそうで、ちょっと嬉しかったりして。

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ダブリンぶらり(7) ごちそうさまでした

ダブリンぶらり(7) ごちそうさまでした

よく聞くことだが、イギリスやアメリカは料理がマズいというのが定説。けれど、前に書いたことがありますが、どこの国にも、不味い店もあれば美味い店もあるのが、当たり前。国単位や町単位でくくってみても、そんなのは不毛でしょう。

にもかかわらず、今回は言わせてもらいましょう。

アイルランドの飯は美味い。

基本的に農業・酪農が主産業のアイルランドだから、肉や野菜や乳製品が美味いのは当然として、北大西洋に

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香港弾丸旅行

香港弾丸旅行

はい、正月早々の元日に大阪まで日帰りでサッカー応援に行った話は前に書きましたが、その結果、われらが川崎フロンターレはアジアサッカー連盟の主催するアジア・チャンピオン・リーグ(ACL)で、香港のクラブと予選で同グループになることが決まりました。

アウェイツアーの案内をみると、おお「一泊二日」のコースがあるじゃないですか。香港は、かつて20回以上も通った、いわばおなじみの町。これは行くしかないと、さ

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ダブリンぶらり(1) アイルランド上陸

ダブリンぶらり(1) アイルランド上陸

2019年夏は、アイルランドの首都ダブリンに旅行してきました。

なぜダブリンかって? 

かつてここで、ロンドン(2014年)、スポケーン(2015年)の旅行記を書きました。そこで開催された世界SF大会(ワールドコン)に参加するために出かけたのですが、今年はそのワールドコンが、ダブリンで開催されたからです(ほんとは毎年やってます) ということで、それにかこつけてのダブリン訪問。

日本からダブリ

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ダブリンぶらり(2) 蔵書マニアの夢

ダブリンぶらり(2) 蔵書マニアの夢

私がダブリンのイメージを得たミステリ小説『刑事シーハン/紺青の傷痕』では、最初の事件の被害者が、ダブリンにある大学の講師という設定。なのでその大学は、小説中に再三再四登場しました。

大学の名はトリニティ・カレッジ(ダブリン大学)。

この大学、創設は1592年と古く、アイルランド最古の大学であると同時に、英語圏最古の七大学のひとつだそうです。1592年といえば、日本ではまだ戦国時代ですからね。

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ダブリンぶらり(3) 遺跡めぐりツアー

ダブリンぶらり(3) 遺跡めぐりツアー

前にも書いたことがあるけど、私は古墳が好きです。関西で育ったころに奈良や大阪の古墳を多く見て、さらには住んでいた西宮の近所にもたくさんあったからですかね。そのせいか、大学では史学科に通いましたし。

今回のダブリン旅行で、郊外の遺跡を見に行くツアーにという話になった時、さほど乗り気ではなかったんですが、それが「古墳」だと聞いてがぜん興味が湧きました。

そんなわけで、同行日本人軍団が十数人結集して

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ダブリンぶらり(4) ダブリン城へ行こう!せーの…

ダブリンぶらり(4) ダブリン城へ行こう!せーの…

歴史が古いアイルランドだけに、もっといろいろ見るものがありそうだな……そう思っていたら、「ダブリン城」なるものを発見しました。そうか、ダブリンにもお城があるのか。地図で見ると、ホテルからもワールドコン会場からも行きやすい(というかダブリンの町はそう広くないので動き回るには便利なのです)

これは行かねばなるまいということで、さっそく。

街中に、いきなり入り口があります。そうか、ここが大手門か。く

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ダブリンぶらり(5) ミュージアム連戦

ダブリンぶらり(5) ミュージアム連戦

ダブリンには国立のミュージアムがいくつかあります。地図を眺めていたら、そのうちの3つが近接した地区にあることに気づきました。

国立美術館(National Gallery of Ireland)、国立自然史博物館(National Gallery of Ireland)、国立考古学博物館(National Museum of Ireland - Archaeology)

これは便利、さっそく出

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ダブリンぶらり(6) 街をぶらぶら

ダブリンぶらり(6) 街をぶらぶら

ダブリン市内を移動中、すっかりお世話になったのが、この路面電車。現地ではルアスと呼んでいました。アイルランド語で「スピード」を意味するそうですが、そんなに速くはないです。

市内を東西に横切るレッドラインと、ほぼ南北に走るグリーンラインの2線があることを呑み込めば、なかなか使い勝手のいいシステムです。

ルアスの利用時に欠かせないのがこのリープカード。

日本のスイカやパスモと同じようなチャージ式

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