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雑日誌

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映画、スポーツ、超常現象、旅行などにおさまらない日常の妄想や雑学などを集めました。
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1曲買いCD

1曲買いCD

そもそも音楽に関しては知識も嗜好もいいかげんな私ですが、根がコレクターなのでけっこうな数のCDを所蔵しています。収集の最初はもちろんレコード(塩ビのやつですよ)だったんですが、いつのまにやらCDのほうが多くなってますね。

そんななかに、なんとも効率の悪い買い方をしたもんだと自省するような(いやしないけど)シロモノがいくつもあります。

たとえば、これ。

高中正義といえば、音楽好きな人には説明不

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吉野ケ里・福岡ぶらり

吉野ケ里・福岡ぶらり

昨年5月につづいて、今年も一家3人で九州へ上陸(別に船で行ってはいないけど)

今回も1泊2日で、メインはわが川崎フロンターレが乗りこむサガン鳥栖とのアウェイ戦なので、観光に使える時間はそう多くありませんが。

往路の機内からなんか賑やかな感じだったんですが、福岡空港に着くとそこにはキャリーバッグを引っ張ったオネーサンたちがゾロゾロ。調べてみると、ちょうど同じこの週末に福岡ドームでジャニーズ系(も

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神戸と姫路ぶらり

神戸と姫路ぶらり

1967年から71年まで、兵庫県の西宮市に住んでいました。小学校の後半という時期だったので、私の人格形成には大きな影響を与えてくれたと思われます。なので、出身小学校は西宮市立夙川小学校だったりします。

住んでいたのが阪急沿線(山寄り)だったせいもあってか、そのころに家族で遊びに行くのはもっぱら神戸の三宮界隈でした。

ところが、小学校卒業と同時に東京に引っ越したあと、なぜか神戸を再訪する機会はあ

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洛中ぶらり

洛中ぶらり

一泊二日で京都に行ってきました。

小学生時代に関西在住だったのでしょっちゅう訪れていた京都ですが、それももう50年くらい前。その後は関東に引っ越し、なぜか中学高校と修学旅行は全部京都だったのですが、それ以外は30年ほど前にチラッと行っただけなので、以前はバッチリだったはずの土地勘もやや怪しくなっていると思ってました。

しかしさすがは「千年の都」 変わってないですねえ。もともと碁盤目状の道路が整

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太宰府ぶらり

太宰府ぶらり

小学生のころに一度だけ行ったきりの九州に、じつに半世紀ぶりくらいで上陸しました。羽田から空路で約2時間。

福岡は初めてです。博多のホテルに入ると、一休みしてすぐに今回の主目的であるこちらへ。電車でおよそ40分ほどの移動です。

佐賀県の鳥栖にある駅前スタジアム。Jリーグのサガン鳥栖のホームへ、わが川崎フロンターレが乗り込むので応援参戦。今年3度目のアウェイ遠征でした。

試合はスコアレスドローの

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Tokyo2021雑感

Tokyo2021雑感

え? タイトルの年号が違うって?

2021年に開催したんだから「2021」でいいじゃないか。後世の歴史を学ぶ子どもたちを混乱させるようなことを、わざわざしなさんなって。

ことほどさように、ここまでスッタモンダしたオリンピック&パラリンピックも珍しいのではないか。

招致段階から国内で賛否両論、招致活動にも疑惑が生じ、その後は盛夏での開催が問題に。そしてとどめはコロナ禍での一年延期。

おまけに

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見直しアニメ

見直しアニメ

新型コロナウィルスの蔓延で、いろいろと不便を蒙っていますが、そうそう悪いことばかりじゃないですかね。

というのも……

テレビ番組の製作が著しく滞り、おかげでドラマを中心に放送の延期が相次ぎました。なにしろ、あのNHKの大看板、大河ドラマ「麒麟がくる」や朝ドラ「エール」までが放送を中断する羽目になっているんですから。

ドラマばかりでなく、ほかの種類の番組にも影響は出ています。同じ事情で、NHK

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外出自粛映画野郎「病院坂の首縊りの家」

外出自粛映画野郎「病院坂の首縊りの家」

私が映画にハマりはじめた1970年代という時期、世間を賑わせていたのが角川映画であり、横溝正史のミステリでした。

1976年に角川映画第1弾として公開された「犬神家の一族」が大ヒットすると、それまでは「しょせんはシロウトの映画作り」と思われていた角川映画は業界トップの勢いを見せ、同時に原作の横溝正史のミステリ小説は角川書店の稼ぎ頭となってベストセラーになりました。

あのころ、本屋に行くと、角川

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外出自粛映画野郎「ウォリアーズ」

外出自粛映画野郎「ウォリアーズ」

夜のニューヨークを舞台に、ストリートギャングたちが繰り広げる壮絶な闘争と逃亡劇。

1979年に公開された「ウォリアーズ」は、こんな単純な話を要領よくまとめたアクションの小品……というのが公開当時の印象でした。実際のところ、それほど大きな話題性のある映画ではなく、日本公開も夏休み映画が終わった後の9月という、さほどいい時期ではなかったかと(アメリカ公開はその年の2月)

ところが、当時この映画を観

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外出自粛映画野郎「インフェルノ」

外出自粛映画野郎「インフェルノ」

ダン・ブラウンの小説『ダ・ヴィンチ・コード』が2003年に発表され(邦訳は2004年発売)ベストセラーになったときには、すでに映画化は決まっていましたよね。近年の映画界では、売れそうな本の映画化権は発売前から押さえるのが普通ですから(映画は2006年に公開)

そんな原作をいち早く読んでいた私ですが、映画にはなんとなく乗り遅れて、観たのはだいぶん後でした。ゼロ年代の私は、子どもが小さかったこともあ

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外出自粛映画野郎「サイコ」

外出自粛映画野郎「サイコ」

はい、ご想像どおり、先日NHKのBSで放送されたので、ひさしぶりに観ました。そういえばこれのソフト、持ってなかったかも。

ある世代より上の人には、映画監督としては圧倒的な知名度を持っていたアルフレッド・ヒッチコック監督。なぜかというと、たぶんテレビで「ヒッチコック劇場」が放送されていたからでしょうね。名前だけでなく風貌も知れていたのは、番組の前後にご本人が登場していたから。

そんなヒッチコック

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外出自粛映画野郎「007/ロシアより愛をこめて」

外出自粛映画野郎「007/ロシアより愛をこめて」

緊急事態が解除されたと思いきや、またまた感染者が増えたり、クラスタが発生したり、アラートが発動されたりと、いっこうに落ち着かないので、外出自粛続行で映画を観続けていきます。

と、これくらい連続して映画を観ていると、どうしたって「007」の1本くらいは観ることになりますよね。なにしろ私は007マニアですから。

というわけで、シリーズ初期の傑作(といっても、初期のショーン・コネリー007は傑作ばか

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外出自粛映画野郎「恐怖の獣人」

外出自粛映画野郎「恐怖の獣人」

映画に興味のある人ならば、まさかロジャー・コーマン師の名前を知らない人はいらっしゃらないでしょうね。

ハリウッドで100本以上の映画を作って10セントの損もしなかったコーマン師の、これは代表作のひとつ。なにしろ、製作と監督を兼ねています。

数多い(ホントに多い)コーマン師の作品中でも、わりと知名度のあるほうの映画でしょうか。といっても、知名度のある、だれでも知っているような名作やヒット作が、そ

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外出自粛映画野郎「ジョーズ」

外出自粛映画野郎「ジョーズ」

もうこの傑作が出来てから45年も経ったんですね。前回書いたように、高校生のころ初公開時に初めて観て以来、もう何回観たかしれません。

なんといっても映画の後半、海に出てからの圧倒的な怖さはいまさら語るまでもありませんね。

ところで、この「外出自粛映画野郎」では、文中にさまざまな画像を挿入しています、賑やかしに。よくやるのは、各国版のポスターやジャケットのデザインの拝借。

で、この「ジョーズ」を

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