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Tokyo2021雑感
え? タイトルの年号が違うって?
2021年に開催したんだから「2021」でいいじゃないか。後世の歴史を学ぶ子どもたちを混乱させるようなことを、わざわざしなさんなって。
ことほどさように、ここまでスッタモンダしたオリンピック&パラリンピックも珍しいのではないか。
招致段階から国内で賛否両論、招致活動にも疑惑が生じ、その後は盛夏での開催が問題に。そしてとどめはコロナ禍での一年延期。
おまけに
外出自粛映画野郎「病院坂の首縊りの家」
私が映画にハマりはじめた1970年代という時期、世間を賑わせていたのが角川映画であり、横溝正史のミステリでした。
1976年に角川映画第1弾として公開された「犬神家の一族」が大ヒットすると、それまでは「しょせんはシロウトの映画作り」と思われていた角川映画は業界トップの勢いを見せ、同時に原作の横溝正史のミステリ小説は角川書店の稼ぎ頭となってベストセラーになりました。
あのころ、本屋に行くと、角川
外出自粛映画野郎「ウォリアーズ」
夜のニューヨークを舞台に、ストリートギャングたちが繰り広げる壮絶な闘争と逃亡劇。
1979年に公開された「ウォリアーズ」は、こんな単純な話を要領よくまとめたアクションの小品……というのが公開当時の印象でした。実際のところ、それほど大きな話題性のある映画ではなく、日本公開も夏休み映画が終わった後の9月という、さほどいい時期ではなかったかと(アメリカ公開はその年の2月)
ところが、当時この映画を観
外出自粛映画野郎「インフェルノ」
ダン・ブラウンの小説『ダ・ヴィンチ・コード』が2003年に発表され(邦訳は2004年発売)ベストセラーになったときには、すでに映画化は決まっていましたよね。近年の映画界では、売れそうな本の映画化権は発売前から押さえるのが普通ですから(映画は2006年に公開)
そんな原作をいち早く読んでいた私ですが、映画にはなんとなく乗り遅れて、観たのはだいぶん後でした。ゼロ年代の私は、子どもが小さかったこともあ
外出自粛映画野郎「サイコ」
はい、ご想像どおり、先日NHKのBSで放送されたので、ひさしぶりに観ました。そういえばこれのソフト、持ってなかったかも。
ある世代より上の人には、映画監督としては圧倒的な知名度を持っていたアルフレッド・ヒッチコック監督。なぜかというと、たぶんテレビで「ヒッチコック劇場」が放送されていたからでしょうね。名前だけでなく風貌も知れていたのは、番組の前後にご本人が登場していたから。
そんなヒッチコック
外出自粛映画野郎「007/ロシアより愛をこめて」
緊急事態が解除されたと思いきや、またまた感染者が増えたり、クラスタが発生したり、アラートが発動されたりと、いっこうに落ち着かないので、外出自粛続行で映画を観続けていきます。
と、これくらい連続して映画を観ていると、どうしたって「007」の1本くらいは観ることになりますよね。なにしろ私は007マニアですから。
というわけで、シリーズ初期の傑作(といっても、初期のショーン・コネリー007は傑作ばか
外出自粛映画野郎「恐怖の獣人」
映画に興味のある人ならば、まさかロジャー・コーマン師の名前を知らない人はいらっしゃらないでしょうね。
ハリウッドで100本以上の映画を作って10セントの損もしなかったコーマン師の、これは代表作のひとつ。なにしろ、製作と監督を兼ねています。
数多い(ホントに多い)コーマン師の作品中でも、わりと知名度のあるほうの映画でしょうか。といっても、知名度のある、だれでも知っているような名作やヒット作が、そ
外出自粛映画野郎「ジョーズ」
もうこの傑作が出来てから45年も経ったんですね。前回書いたように、高校生のころ初公開時に初めて観て以来、もう何回観たかしれません。
なんといっても映画の後半、海に出てからの圧倒的な怖さはいまさら語るまでもありませんね。
ところで、この「外出自粛映画野郎」では、文中にさまざまな画像を挿入しています、賑やかしに。よくやるのは、各国版のポスターやジャケットのデザインの拝借。
で、この「ジョーズ」を