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220728 北海道一周旅行記(計画編①)

はじめに

 noteというのが何なのかよく把握しないまま、何ならスペルが大文字なのか小文字なのかすら把握しないままにアカウントを作成したので(おい)、とりあえず記事を執筆してみることにします。ぼくのパソコンは日本語の能力に多少の問題があるようで「執筆してみることに」を「執筆してみる琴似」という言語道断な変換をしていますが気にしないことにしましょう。このブログで(NOTEはブログなのか?)誤字脱字があってもそれは断じて筆者の責任ではなくPCの責任であるということを先に宣言しておきます。
 さて、ぼくは今まで国内も海外も含めていろいろなところを旅行してきましたが、今までそれらを大した記録に残すこともなくここまで来た(正確に言うと残そうという試みをしたものの完成することが一度もなかった)ので媒体を変えて心機一転、完成を目指そうということでnoteを始めてみることにしました(例によってPCくんによれば「琴似しました」ですが)。どうせ完成するわけはないのですが、気力が持つ限りは旅先での出来事についてできるだけ詳細かつ克明に記録することを目標とします。それゆえに重厚長大な記事となってしまい、完成しない一つの原因になっている気はするのですが。

経路について

 今回ぼくが計画している旅行とはズバリ「北海道一周」なのであって、しかも鉄道ではなく自動車で一周することを計画しています。実はぼくは二年前に鉄道で北海道一周旅行をしたことがあるのですが、今回は車で行ってみようというわけです。鉄道と自動車、何が違うのかを体感してみたいと思います。
 いろいろと調べてみると北海道の海岸線はおよそ2800㎞、車で回れば6-7日程度で一周することができるようです。7日で回るとして1日400㎞、仮に速度制限を1㎞たりとも破らずに走ったとして1日に7時間くらい走る計算でしょうか。まあ、60㎞制限の道を律儀に60㎞で走る人というのは警察かよほどの暇人かのどちらかなのであって、実勢速度の70-80km/hくらいの速度で走れるとすれば一日に5時間くらい走ればよいという計算になりそうです。現段階でのイメージとしては、移動に徹する日と観光を取り入れる日が現れるような感じでしょうか。移動する日には500kmくらい移動し、観光する日には200-300km程度の距離を移動するというようなイメージです。具体的には以下のような感じかなと思っています。

<Day1> 札幌→函館:登別クマ牧場に寄り道
<Day2> 函館→小樽:神威岬・積丹岬に寄り道
<Day3> 小樽→稚内:三毛別ヒグマ事件跡地に寄り道
<Day4> 稚内→網走:よくわからん、とりあえず移動かな?
<Day5> 網走→釧路:知床、阿寒周辺に寄り道
<Day6> 釧路→襟裳:よくわからん、とりあえず移動かな?
<Day7> 襟裳→札幌:日高線の廃線跡を見たり?

 こんな感じでしょうか。今回はあくまで「北海道の海岸線を走り、最終的な経路をつなぎ合わせると北海道の形になるように移動する」という旅行をするのが目的なので地図に出てくる距離の表示が全くあてになりませんので距離は省略しました。Googleマップの移動履歴をもとに実際のおよその走行距離を記録できればと考えています。もちろん移動の途中の寄り道はこれに限らないのであって、面白そうなところがあれば随時寄り道していく予定です。旅の醍醐味とは寄り道だと藤原頼道が言っていました。はい、ギャグセンス2点ですね。少なくとも落研部員が言うクオリティのギャグではないことだけは間違いありません。

交通手段について

 今回の旅行において、もっとも重要な交通手段とは7日間乗り回す車であると言えるでしょう。したがって、車好きとしてここはこだわりたいところです。北海道のレンタカーがどんなもんかとポチポチしてみると、札幌周辺は特に数えきれないほどのレンタカー屋が軒を連ねています。空港で借りられるところが人気なようですが、今回は札幌周辺にある「札幌レンタリース」なる会社のレンタカーを利用することにしました。
 ここにした理由はいくつかあって、大雑把に言えば車種と値段の釣り合いが取れていると考えたからです。車種を指定せずに安いプランもありますが、前述のとおり今回の旅の快適性を大きく左右する重要なファクターである自動車ですから、ここは多少値が張ってもきちんとした車を手配したいところ。というわけでぼくが選んだのは日産のNOTE ePowerです。ちなみにこの間デビューした最新のNOTE。この車にはタイムズのカーシェアで幾度となく乗っていますが、乗るたびに「いい車だな」と感心します。アクセルを離した時の回生ブレーキは慣れるまで気を使いますが、この車はアクセルを離して回生するときにバッテリーを充電するタイプのハイブリッドなのでブレーキをできるだけ踏まないほうが燃費が良いようです(トヨタのハイブリッドはブレーキを踏んだ時に回生するのできちんと踏んだほうが良いらしい)。ぼくはこの回生しているときの感覚が好きなのと、ハンドルが固めなところに好印象を持っていることから、今回の旅のお供にこの車を選びました。本当はタイムズのMAZDA3が良かったのですが、距離料金だけでも4万円を超えてしまうので断念せざるを得ませんでした。さすがにバカげてますからね。
 また、今回は保険についても万全の体制を整えておきます。もちろん事故を起こさないのが一番ですが、特に長距離、しかも人里離れたところに長時間滞在する今回のような旅行において万が一に備えるのはとても重要なことであると言えるでしょう。特に野生動物との衝突については危惧しているところであり、彼らの生息地の中に作られた道路を走行する以上は衝突の可能性は捨てきれません。実際、鉄道で北海道を巡った時には鹿との衝突による遅延および運休に見舞われましたし、実際に乗車していた車両が鹿と衝突したということもありました(幸い、車両が壊れることもなく鹿は逃げていったようです)。したがって、この点についての備えは万全にしておこうというわけです。
 ぼくは川崎市に住んでいるので北海道までは飛行機で向かいます。さすがに歩いて行ったり車で行ったり船で行ったりはしません。新幹線もやめておきましょう。函館までしか行ってくれません。というわけで、いつも通り羽田空港からJALで向かいます。札幌便はやたらと高いので片道は特典航空券で賄い、片道だけチケットを買うことにしました。幸いなことにJALのマイルが57000マイルくらい貯まっているのでこれを使うことにします。「学生旅行ならLCCでしょ」みたいな声も聞こえてきますが、そもそも成田に行くのが面倒だし、チェックイン時間をはじめとする厳格な規則を守り、1時間半とは言え狭い機内に突っ張らかって行くと考えればLCCという選択肢はありません。とにかく面倒なことは嫌いなので、乗りなれたJALで行くことにするんでごJAL。今日は絶好調ですね。
 宿泊と食事についてはノープランで出かけます。レストランはあるでしょうし、どうしても何もないならセイコーマートに行けばいいでしょう。セイコーマートもないならその辺を歩いている鹿を狩って食べようと思います。宿泊についても、実際にどれくらい移動ができるかわからないのでめどが立った時点で都度予約する方式を取ることにしました。北海道の夜は出歩きたいものではありませんから、遅くとも7時くらいにはチェックインできるようにしておきたいものです。そして、ホテルではしっかり記事を執筆することを心掛けることにします。

思考の垂れ流し

 そんなわけで3000字くらいに到達したところで日付が変わったのでこの記事はこの辺で終わりにしておくことにします。こうでもしないと旅行の詳細な計画を立てることができないので思考の過程をすべて記事として垂れ流しますので、暇なときに見に来てみるといいことがあるかもしれません。思考の過程の垂れ流しは、ぼくより後に北海道一周を試みる人にとって有益な資料になることと思います。

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