見出し画像

20代で転職・キャリアに悩む方へ伝えたいこと

こんにちは。

研究の力を、人類の力にしたい、戸田です。

研究領域で事業展開している株式会社LabBaseで、BtoBマーケティングを担当しています。

ここ1年間、20代の方のキャリア相談を受ける機会が10回以上ありました。

その中で、よく話す内容が一緒だな..と思ったので、せっかくなのでnoteにまとめてみます!

こんな方にみてほしいです
・キャリアにもやもやしている20代の方
・今の仕事にぼんやり不安を抱いている20代の方
・転職の軸を整理してみたが、もやもやしている20代の方

はじめに

本noteでは、転職・キャリアの軸の選び方・整理は割愛します。

上記は、ネットでも書籍でもたくさんの情報があるので、ぜひそちらを参考にしてもらいたいです。

EX) 転職と副業のかけ算

また前提として、私の経歴もお伝えします。

簡単にいうと、大手から第二新卒でベンチャーへ転職を経験しています。

【経歴】
秋田県生まれの28歳。

法政大学人間環境学部を卒業後、新卒でNTTデータグループへ入社。金融機関向けITソリューション営業を担当する。

2020年8月に株式会社LabBaseへ転職し、インサイドセールスの立ち上げに携わる。その後、インサイドチームリーダーを経て、現在BtoBマーケティングを担当。

キャリアについては勉強中の身ではあるので、noteの内容にご意見やコメントがあればぜひご連絡ください。一意見としてご覧いただけると嬉しいです。

もやもやは大事にした方がいい

仕事にもやもやする…

約2年前の自分もその1人でした。

「働くやりがいもあり、本当に素晴らしい会社..だけど、限られた”20代”という時間を考えた時に、果たして今の会社でいいのかな?」ともやもやしていました。

転職した時の話は以下の記事にまとまっています。ご関心がある方はぜひご覧ください。(結構もやもやしていました)

精神的にめちゃくちゃ辛い..というわけではないかもしれません。

でも、もやもやに向き合うこと自体も結構パワーがかかりますよね…日頃のイライラや仕事のブレーキーになる可能性もあります

そんな私を救ってくれたのが、以下の動画でした。

「人生の価値は、何を得るかではなく、何を残すかにある。 | Kazunari Taguchi | TEDxHimi」

お伝えしたいことはもやもやは大事にした方がいいということです。

向き合うのは大変ですが、きっと未来につながるはずです。

たとえ現在の仕事に留まる選択肢を選んだとしても、もやもやを整理したことで、より目の前の仕事に打ち込める可能性もあります。

もやもやは何かのシグナル。大事にしていきましょう。

まずここが出発点だと思っています。

転職・キャリアに悩むパターン

最近多いな…と感じるパターンを紹介します。

もやもや
・この会社でしか活躍できない人材になりそう…
・上司が嫌だ..尊敬できない..
・チームの人や方針が嫌だ…
・仕事がつまらない….
・仕事・職種が合わない…
・配属先が想定と違う…

上記のようなことがきっかけとなり、インターネットで転職情報を調べ始めます。

個人的には「仕事・職種が合わない」「配属先が想定と違う」ケースは、真っ先に異動or転職を検討していいと思っています。

他にも、精神的に辛い、残業が多すぎる・パワパラなど耐えられないケースも同様です。

ただ、それ以外のもやもやは少し注意が必要だと思います。

注意が必要なもやもや
・この会社でしか活躍できない人材になりそう…
・上司が嫌だ..尊敬できない..
・チームの人や方針が嫌だ…
・仕事がつまらない….
・給与が低い…

上記のようなもやもやは、以下の転職理由に最終着地しがちです。

・市場価値を高めたい
・年収を上げたい
・成長企業に入りたい
・裁量がある環境で働きたい
・専門性/スキルが身につく環境で働きたい

このケースに該当する方へよくお伝えしていた3つの問いがあります。

3つの問い

問い① 他責で捉えていませんか?

いきなりですが、もやもやを他責思考で考えていませんか?

そうではなく、自責で捉える。そして、行動することが大切だと思っています。

自責に捉えて行動することは、何事も自分のせいで..と考えるのではなく、ある問題があって、自分ができることはないか?と常に考えて、解決するアクションするということです。

大切だと思うようになったきっかけは、約1年前の出来事でした。

私は今LabBaseというベンチャーで働いてます。

ちょうど働いて1年を経つ時に「転職した当時よりはカオス感がなくなってきたかもしれない..成長実感があまりない」とある方に相談したことがありました。

その時に言われた言葉です。

「周囲の人や環境に成長を左右されるのは弱い人間。どんな環境でも、自らストレッチした目標設計をする、自己投資して学ぶなど自分自身で成長できるようになる必要がある、次はそのフェーズですね」

「そのような理由で転職する人を今まで色んな会社で見たが、結局自立してない。だから転職しては隣の芝が青く見えて、また転職を繰り返す」

グサッときました。そして、転職してはまた何かあればすぐ転職する自分の絵が想像できてしまいました…

当時を振り返ると、ベンチャーは課題しかないし、変化も激しく裁量も大きい。その裁量のデカい環境に成長を委ねていたかもしれない..甘えていたかもしれないなと、反省しました。

だからこそ、もやもやが起こったら自責思考で捉えて行動することを大事にしています。

先ほどのもやもやの話を戻します。

例えば、以下のような行動ができるとGoodだと考えています。

自責で捉えて行動してみる例
この会社でしか活躍できない人材になりそう…
↓(自分ができることは何か?)
他の会社で活躍できる人材の要素を考え、自己投資で学んでみる etc

・上司が嫌だ..尊敬できない..
↓(自分ができることは何か?)
・上司やチームに直接フィードバックする  etc

・チームの人や方針が嫌だ…
↓(自分ができることは何か?)
・自らチームを集めて、改善提案を起案する、PJを推進する  etc

行動の結果、問題解決されて転職する必要がなくなる、または社内の異動になる可能性もあります。

転職は得るものもあれば、失うものものもある。理由によりますが、安直に転職することは避けた方が良いと思います。

その観点でも、まずは自責で捉えて行動することをお勧めします。

ただ一番伝えたいのは、「他責思考の癖がつくと転職族になりやすい。自責思考を心がけましょう」ということです。

問い① 他責で捉えていませんか?

問い② GOALから逆算してますか?

・市場価値を高めたい
・年収を上げたい
・成長企業に入りたい
・裁量がある環境で働きたい
・専門性/スキルが身につく環境で働きたい

上記の転職理由の方々に「なぜですか?それってなぜですか?」「本当に必要なんですか?」と深ぼると、パッと回答できない方が多いです。

「今の仕事が嫌で、転職(実質退社)をしたい。そのために現職で嫌なことを考えて、それを踏まえて転職理由を考えました!」みたいなケースがほとんど。

・最終的にどうあれば理想なのか?GOALは?
・そのために、年齢も踏まえて今どうしたらいいのか

を今一度整理し、回答できるようにしておきましょう。

市場価値を例にすれば、市場価値を上げた先に何をしたいのか?GOALを考える、そのためになにが必要か?、じゃあ今何をすべきか?を考える。

アメリカに行くぞ〜!とGOALを定めて航海するのと、(なんかよくわからないけど)別の大陸へ行きたいから海に出るぞ〜!と航海するのとどっちがいいか?みたいなイメージです。

GOALの逆算を考えずにいると、転職すること=GOALになりやすいです。これは危険です。

いざ海に出た時に「あれ..結局何がしたかったんだけ??」となるリスクを避けやすくなります。

ただ、最終的にどうあれば理想なのか?は、詳細を1人で言語化できる人は少ないです。

なので、まずはざっくりでもいいのでGOALから逆算で考える。もし可能であれば、コーチングを受けるなどして、GOALの解像度を上げていくことをお勧めします。

問い② GOALから逆算してますか?

問い③ 他人軸で生きますか?生きませんか?

次に、転職軸を定めたけどもやもやする、伸び代を感じているという方へ、よくお話する問いです。

②を考え始めた..整理できた..そんな時にぶち当たりやすいのが、他人軸で生きるか?、

つまり、周りの目を気にするのか?しないのか?ということです。

ちなみに、他人軸を気にして意識決定していくことも、正解の1つだと思っています。批判したい気持ちは1mmもありません。

ただ、他人軸で生きるか?生きないか?整理していないことが原因で、意識決定に自信を持てずもやもやする方が結構多いです。

それは避けた方が良いので、整理した方がいいと思っています。

具体的にどんなケースがあるか?でいうと、例えば以下です。

直接周りから言われている
「②を決めたけど、一歩踏み出せない…なぜなら自身の親、パートナー、パートナーの両親から、今の大手企業の環境を捨てて、転職して大丈夫か?と言われている」

(無意識的に)根底で周りの目を気にしている
「周りの目を気にしてない..と自身では思っていても、転職理由をなぜ?なぜ?と深掘りした結果、実は周りの目を気にしている。次の会社で会社のブランド力を得たい、錯覚資産を作りたい気持ちが根底に」 etc

整理する際は、AとBをざっくりでいいので言語化してみる。

・A:他人軸を加味して、キャリア選択
未来考えられるストーリーを何個か考えてみる

・B:他人軸を加味せず、キャリア選択
未来考えられるストーリーを何個か考えてみる

その後、じゃあどっちが良いのか?どっちが後悔しないのか?天秤にかけて考えてみることがお勧めです。

問い③ 他人軸で生きますか?生きませんか?

転職する”覚悟”

ここまで3つの問いをみてきました。色々言語化したけど、なぜか転職に動き出せない..という方も一定いらっしゃいます。

その方は例外なく、転職する"覚悟"ができていない。

これに尽きます。

転職は、良くも悪くも”得るもの”もあれば”失うもの”もある。”覚悟”を決めましょう。

車で例えるなら、ブレーキを一旦踏まずにアクセル全開で進む。一旦ブレーキーを踏まず突き進む”覚悟”です。そうすることで、アクセル全開で働くことができるはずです。

キャリアの正解はたくさんある

最後に、私が最近共感した森岡毅さんの動画を紹介します。

16:00〜の部分で「キャリアの正解はたくさんある」「たくさんある中から吉か小吉か中吉を選ぶといい」という話があって、本当にその通りだと思いました。

大吉を絶対引き当てないと..と追い込むよりは、少し楽観的にキャリアに向き合ってみることも大切かもしれません。

このnoteが皆さんの何かの気づきになれば嬉しいです。ここまでご覧いただきありがとうございました。

少し宣伝させてください!

私が働いているLabBaseでは積極的に採用してます。ご関心がある方はぜひお話ししましょう!

代表加茂のnote:LabBaseってどんな会社?がわかります

採用情報

また「GUMMA DX WORLD」へ12/2(金)登壇します!Uターンやキャリアについて語るのでぜひ遊びにきてください。

群馬発「未来にあるべき働き方」をつくるための、オンライン/オフラインが融合した複合的なイベント「GUMMA DX WORLD」

最後までご覧いただきありがとうございました!


戸田


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?