『ビジネスで使ってみたい英語!: get to the bottom of a problem(問題の根底にあるものを突き止める)』

「そもそも仕事って、なんだろな?」

解はいろいろあるでしょうが、私は「問題を解決すること」だと思ってます。

これまで、いくつかまったく違う業界で働いてきましたが、提供するモノやサービスが何であれ、カスタマーが誰であれ、「仕事とは誰かの問題点を解決することなんだなぁ、ただもうそれだけなんだなぁ」と何度も実感してきました。

例えば、私が以前働いていた宝石業界。
あんな小さな石ころになんで高額なお金を払わねばならんのだ、と思う人はいるでしょうが、買う人は

おんなじことの繰り返しで、ぱーっとしない毎日に「特別なキラメキを加えたかった」のかも知れない。

美しいものを身につけて「老いていく自分に自信をつけたい」という思いがあったのかも知れない。

宝石を売ることで、問題解決をしていたのかもしれません。

「今のままじゃ、ここが不満(不便)」という問題があって、それを解決する何かを差し出す。人の問題や不満を解決してなんぼ、なんですよねぇ。

ま、考え方自体は、シンプル。
でも難しいのはその先。

そもそも何が根本的な問題なのよ?

パッと見てすぐわかるものもあれば、複雑に絡み合っていてどうなってるのかわからないものもあります。カスタマー自身が「何が問題なのか」をわかってないことも多い。

今、私は製造業界で働いていますが、四六時中、問題解決に頭を絞るエンジニアさんたちを見てきました。

完璧を期して製品を作ってみたが、なぜか意図した通りの結果を得られず、「結局、どこが問題なんだ、何がうまく行ってないんだ?」と議論するのをさんざん通訳してきましたが、よくでる表現がこれ。


get to the bottom of (a problem): to find out the cause of a problem or bad situation


複数の地層からなる状況を掘り下げていき、根底にある問題や本質を理解するという意味ですね。

Shizuka had refused to talk to Nobita for over a month since their last date. He finally decided to get to the bottom of the matter and try to figure out what went wrong between them. 
最後にデートしてから一ヶ月以上もしずかはのび太と話すことを拒んでいる。やっと彼は問題の核心を探り、二人の間で何がまずかったのかを突き止めてみようとやっと決心した。

みなさんが、お仕事で解決しようとしている問題はなんですか?
Noteを読むことで解決しようとしている問題は何ですか?

根本的な何かを知ることで、結果が大きく変わってくるかもしれませんね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?