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『ビジネスで使ってみたい英語!:The ball's in your court(次は君の番だ)』

無人島で、誰にも頼らずおひとり様で自給自足をしていらっしゃる。そういう方には縁のないフレーズです。

って、そんな奴、今時いねーよ!いたとしても、インターネットなんぞチェックはしまい。

特に仕事とは基本的に連携プレーです。プロジェクトチームで働いていなくても、上司や部下と自分、取引先と自分、顧客と自分・・・かならず誰かとやりとりしつつ働いてますよね。相手が責任感のある人で、迅速に対応してくれるならばよろし、でなければ、いーつーまーでー返事またせんだよー、ゴラァ!っとなっちゃうこともあるでしょうが。

テニスをすると、こちらがボールを打ちあちらがそれを打ち返し・・・となりますが、そのイメージで生まれた表現がこれ!

The ball's in your court. 今、ボールは君のコートにある。つまり、「次は君の番だ」「君が決める番だ」「君次第だ」というわけです。ボール=仕事や決定権は君の側にいっていて、そちらが対応してくれないと、もうこちらでやれることはないもんね、ってわけです。

The ball's in someone's court: it is time for someone to deal with a problem or make a decision, because other people have already done as much as they can

従来の日本企業、特に大企業ですと、スピードよりも正確さや確実さを重視しがちで、早くボールを打ち返すことに重きを置いてなかった印象です。仕事にも「スピード」という評価指標を入れればいいのになって思うんですけどね。期日に間に合ったというだけではなくて、とにもかくにも早く行動したかどうか。多少へまがあったけど早く対応したよね、だからボーナス増やしてあげるね、みたいな評価って、大企業だと難しいんですよね。

I sent the contract agreement over for the clients to sign so the ball is now in their court.
顧客がサインできるように契約合意書を送りましたので、後は彼ら次第です。

シリコンバレーの企業だと早いんでしょうかね。転職していった方からの風の噂ですが、「成果がでないとすぐクビ!」とか。まあ、じっくりと結果を待ってくれないというのもスピード感の現れってことか・・・。

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