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Pythonの基礎#1「演算子」

Pythonに限らず、プログラミングは、一行一行、命令文や宣言文でできています。書かれる命令文は、それぞれの言語が事前に持っている命令、や代入文などからできています。

Pythonが持っている命令はたくさんありますが、例えば、

print('hello world')

()の中身を表示してね、と、命令するprint文などさまざまです。

また、プログラムでは、データを一時保存する箱をよく使います。「変数」って言いますね。そして、その箱に名前をつけて、使っていきます。例えば

num = 10

これは、「num」って名付けた箱に10という数字を代入して保存しました。この箱は、使い回しする時、どんどん値に上書きされてしまいます。例えば

num = 10
num = 20

と書けば、「num」のはこの中は20という数値になってしまいます。10が上書きされて消えてしまったんですね。

あっと、「=」って私たちが、小学生の頃、「1+2=3」とか、習ってきました。その時、左からみていきましたね。でも、プログラムの世界は違うんです。「=」を見たら、大抵、右から見ます。例えば

num=10 * 5

このように、右から見ていくと、「10*5」これは計算をすると「50」ですね。その値が「num」の箱に入るっていう意味なんです。

演算の時に使うのが、「演算子」

num = 1+2 #足し算
num = 5*2 #掛け算
num = 2 ** 3 #累乗。2の3乗なのでnumには8が代入されます。
num = 3 -1 #引き算
num = 10 / 2 #割り算
num = 10 // 3 #これも割り算。これは小数点以下を切り捨てます。だからnumには3が代入されます。
num = 7 % 3 #これは余りです。7を3で割った余り、1がnumに代入されます。

このケースのような演算子を含めたものを「式」って言います。式は演算子と値(この場合は数値だね)から作られていますね。そして、式を計算して一つの値にすることを「評価する」って言います。

次回はデータ型について説明しましょう!



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