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SNSを始めた際に、私はこう思いました。
「自分には、何が発信できるだろうか?」

それまで、SNSでは「見る専」「読む専」で
発信することはありませんでした。

「炎上したら嫌だな…」
「この平凡な日常を発信してもつまるまい…」

しかし後に、それは勘違いだとわかりました。
「炎上」など、よほど読んだ人を逆上させ、
慣習や気持ちに背いた記事を発信しない限りは、
そんなには起こり得ません。

そもそも、SNSを始めたての人の発信など
そんなに見る人は、いないのです
(恥ずかしながら始めてから気づいたのですが)。

また、自分では「平凡」と思っている
日常なり、思考なり、そんな内容も、

他の人にとっては、
意外にも刺激的なものになり得ます

(これも、始めてから気づきました)。

何より「誰かに向けて発信する」ことで、
発信そのものだけでなく、

「発信するために言葉や文章を練る」過程が
自分自身の中で、自分に対して
言語化力を磨き鍛える
トレーニングになる
ことに気づいたのです
(これは、やってからでないとわからない)。

とはいえ、最初に始めたツイッター上で、
「今日のカツカレー、美味しかった」
「コンビニの駐車場、ぼけっとしてるなう」
という、どうでもいいことだけをつぶやくのも
気が引けました。

「何か、自分なりに、自分っぽく、
発信できることはないだろうか?」

そう考えた時、自然と頭に浮かんだのが、
歴史と地理、だったのです。

私は学生時代を通して、
歴史や地理が好きでした。

しかし社会人となり、少し脇に置きました。
生きていくために一苦労の中で
忘れていたこともありました。しかし、

戻ってこれる「ホーム」は、
私にとっては、歴史と地理だったのです。
それを、思い出しました。

…私は、ひょんな思い付きから
茨城県の各市町村を擬人化して
ゲームブックなどのコンテンツにする
着想を得て、自分なりに作っていたため、

それを告知・発信するために
ツイッターを始めたわけなのですが、

せっかくならと、上記した思考を経て、
歴史や地理に関する
ツイートも、始めてみたのです。

それを続けていく中で、
(最初は誰にも見られませんでしたが)

「人事」関係の方の投稿を
引用リツイートしたり、
フォローしたり、フォローされたり
することが増えました。

「人に地理あり、人に歴史あり」
思っていた深層心理が、
そうさせたのかもしれません。

じきにnoteやリンクトインにも
発信の場を広げていき、
これまでに発信した投稿の
総量も増えていきました。

今では何と小説まで書いて、
閲覧用のPDFの販売までしています。

…ちょっと、自分に驚いています。
ただ、このようにも考えているのです。

「発信する、投稿する時は
『これは永久保存版だ!』と思うような
自分的に会心の内容であっても、

日々投稿していく中で
つい投稿した内容自体を忘れてしまう。
それは、かなりもったいないのでは…」

と、いうことで、
これまでに種々のSNSで投稿した中から
「歴史と地理」関係の40話を集めて、
「ヒスとジオ ~いなお四十話」と名付けた
エッセイ(集)を作りました。

小説『人事屋シリーズ』と同じく、
閲覧用(印刷コピー不可)のPDFとして
ココナラ上で販売しています。
もし宜しければ、ぜひ(宣伝です)↓

…読者の皆様も、
これまでにご自身で発信されてきた
内容を、まとめてみませんか?
何なら、販売してみませんか?
思っているより、簡単にできますよ?

「いやいや、そんな…」

と恐縮・謙遜される方こそ、
実に素晴らしい内容を投稿されている
(自分にとっては大したことが無くても
他の方にとっては面白い内容)。
そういうことは、よくあります。

何より、投稿した時から
時間が経っていますので、
自分への「振り返り」として、
これほどいいものもない
、と思います。

(事実、私もまとめ作業を通して、
ああ、自分、こう考えていたのかと
再発見・再探訪できました)

ぜひ、流れゆくSNSの投稿を振り返ってみて、
ご自身の投稿の中から、
ベスト10、ベスト40、ベスト100などを
まとめあげてみてはいかがでしょう?


そのまとめ過程で、ご自身の興味関心、
強みや弱みと思っていることが
はっきり明確になる、かもしれません。

価値ある埋蔵金は、無理にゼロから
作らなくてもいいんです。
過去の自分の思考過程の中に
埋まっている
ことも、多々あります。

…え、まとめ方が難しい、ですって?

ヒストジオいなお、という人が
「歴史と地理(ヒスとジオ)」という
エッセイを出しています。
いい見本になる、かもしれませんよ。
参考にしてみると良いのでは…
(宣伝です、悪しからず)。

よろしければサポートいただけますと、とても嬉しいです。クリエイター活動のために使わせていただきます!