短歌



ぬまたばの 緑雨止む時 見える街
あの日の夜と 沈む残月



夜明けに街を歩いた初夏

雨が不純なものを流してくれたから見えた

人1人いなかったあの街は美しかった。

しかしこの感動は心の中だけに残しておこう

あの日の残月とともに沈むのだ

まるで夢であったかのようにあっけなくそして確かに

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