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千と千尋の神隠しの「沼の底駅」に着いてしまいそうだ

きっと多くの日本人が一度は見たことがある「千と千尋の神隠し」
私も幼少期から大好きで、家には当時両親が購入してくれたVHSのビデオがあったり、金曜ロードショーで放送される度に必ず見てしまう大好きな映画です。

あの世界観が本当に好きで、私もあの謎の料理食べてみたいなぁとか、ハクに握ったおにぎり食べたいなぁとかいつも思ってます(食べ物ばっかりすぎん?)


そんな大好きな映画で好き、というか考えさせられるシーンの1つ。
千尋とカオナシとネズミ(坊)とハエ?が一緒に電車に乗り、銭婆の元へ向かいます。
海を走るあの電車は行きっぱなしで、帰りは歩いて帰らないといけない。
乗客は黒くてやや透けていて、表情なども一切わからず、ただ座っているように見えます。
都市伝説によると、その乗客たちは死を望んでいる者たちで、「途中の駅で降りる=死ぬことをやめた」ということらしいですね。
本当のところはどうなのかわからないですが、


話は逸れましたが、そんな千尋たちが乗る電車に乗ったような体験をしました。というか毎日しています。

時間は大体19時以降でしょうか。
私は都会の職場に通っている田舎者なので、大体2時間かけて通勤しています。
そのため、帰りの電車は必然的に、乗車時はラッシュ時なので人がぎゅうぎゅう詰めなのに、自分が降りる駅に着くころには、1車両に乗っている乗客は片手で数える程度。酷いときには私しかいない!ということもありました。

田舎なので外の景色はだんだん真っ暗になります。
たまにポツポツと街灯のようなものが見えるだけ。むしろ車内が明るいせいで、座っている自分の顔が反射しています。

そんな夜の電車に乗っていると、なんだか千尋たちと同じように沼の底駅に向かっている気持ちになりました。(あれも同じように、到着する頃には辺りは真っ暗になっていましたよね)

今度はサントラをイヤホンで聴きながら、どっぷり世界観に浸ってみようかな。
皆さんも夜に人気のない電車に乗る時はそんなこと考えながら、ぜひ沼の底駅に行ってみてください😊


★素敵な画像をお借りしました!!

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