見出し画像

学生時代にいろんなバイトをしてよかった話

こんにちは、翡翠です。
学生時代といえば、中高は陸上競技部でスプリンター(短距離:100m, 200, リレー)しかやっていませんでした。
大学のときは、単位を取るために真面目に授業に参加し、交通費や交流代は自分でどうにかしようとバイトをしてました。

結果、周りの友達よりバイトにかけた時間は少なかったです。
長い連休はアニメを観る、という趣味に時間を溶かしていました。

さて、本題にはいります。
バイトしてよかったなと思うことは多々あり、懐かしくなったので記事にします。いろんなバイトを体験したので、興味がありましたら読んでみてください。

1. 飲食店での接客など(✕2)

K(KFC)店は約 1 年、 H 店は半年経験しました。
K 点ではレジを担当したり、商品を袋詰したり、たまにハンバーガーなどを裏で作っていました。ドライブスルーがあったので、その対応もやりました。
今でもチキンの部位の名前覚えているので、あなたの好きそうなチキンのおすすめができます。店長はじめ、先輩方は優しく、学業や部活動を優先していいと、シフトを組んでくださったので、ありがたかったです。

H 点でも接客でしたが、「困った大人たちの事情」を身を持って知ることができたので、それはそれでいい経験でした。お客様同士のトラブルを、店長に「どうにかしてきて」と言われたときには、なんのための店長なんだか、と違和感を感じたことは多々ありでしたが、いい経験といえばいい経験でした。
就職するときは、就職先にどんな人がいるのか?も気をつけよう、という考えを持つことができました。

飲食店では、「明るく元気よく、挨拶ができる」という力をつけました。
というか、これができないと採用してもらえなかったり、挨拶の声が小さいと注意されたりした時代でした。
部活動で先輩にする挨拶ではないので、バイトで体験してみるのはありだと思いました。
あとはお金、お札の数え方も教わりました。銀行員の方がやっているような、かっこいいやつです。それまで数え方を教えてもらう、という環境はなかったので、いい経験です。お札を出すときは、お札のお顔の向きを揃えてお渡しすると、相手は無意識で喜びます。細かな気遣いです。自分をリピートしてくれるお客さんがいたことも嬉しかったです。忙しいときも、「あとでいいよ〜」とか「今日も頑張っているね!」と声をかけてもらいました。
リピートというと、怪しげなバイトか?と思われると思いますが、普通の飲食店です。そこではお酒も少し提供していたので、アルコールは飲めないですが、ジョッキにビールを注ぐ技を身に着けました。しかし、瓶ビールはできません。

2. 食品を扱う工場

近場に工場があり、1  日(9:00 - 17:00)から OK で日給 7,800円くらいのところで 10 日くらいお世話になりました。工場なので、流れてくる食材を詰めたり?など単純作業で、立ち仕事でした。運動やっていたけど、流石に 1 日のバイトも体的につらく、流れ作業なので何もない時間が過ぎていく、、、という虚無を感じました。単発でいつでもできるので、すぐにお金がほしいときにシフトを入れてもらいました。単発でバイトができる、ということは、人手が足りないときもあるのです。そのため正社員もベルトコンベアーの前で作業するケースもあります。これは一生仕事にするのは厳しいと感じた社会体験でした。あとは、工場が広すぎて、迷子になります。工場内で作業場所に移動するために 10 分歩くこともあり、方向音痴な僕には難しいお仕事でした。ただ単発でいつでもお仕事できるという面ではすごく良かったです。

3. 塾講師

半年くらい、お世話になった個別塾で講師をやっていました。引っ越ししたため、お手伝いができなくなりましたが、これも大変でした。
まず、勉強が好きではない生徒に教えるというのはかなりハードで、「円周率が計算できるようになって、いいことあるの?」なんて聞かれた際は、どうやったら「勉強やろう!」という気持ちになるのだろう?で、悩まされていました。僕自身、好奇心旺盛なので、勉強が嫌いという気持ちが分からなかったようです。
僕、半年もないギリギリの期間で、志望校 D から B に持っていき、なんとか志望校の高校に合格できたのですが、この半年のスケジュールがえぐかったです。学校では授業を聞かずに受験勉強、学校が終わったら塾で 15:00 - 22:00 くらいで休憩なしの自習、土日は起きている時間全て勉強に費やした、という謎なことをしていたので、これが生徒の向上心を上げるわけもなく、、、(自慢話みたい)。
でも、しっかり授業を聞いてくれて「勉強楽しい!」と言ってくれる生徒がいて嬉しかったです。

ここでは生徒の成長が見れたことがいい経験でした。

4. 年末年始の郵便局

配達と仕分けを選ぶことができました。僕は仕分けをやったのですが、当時のマシンで読み取れない郵便号の年賀状などの仕分けをしました。物理的に郵便番号を見て分ける作業なのですが、10 年も前に機械で仕分けができたので、今は郵便局のバイトというと配達しかないのかもです。こちら、詳細知らずです。当時、仕分けしていたものを思い出すと、人間でもわからない数字をみることになり、迷子になる年賀状も結構あったな、という印象です。

今思い出すと、自分が仕分けしていた数字、AI で予測させてもたぶんわからないと思います、くらいに読めなかったです。
これから AI 頑張れ
、と思う僕です。

5. イベントの派遣

結婚式と、イベントのお仕事を体験しました。

結婚式では、お料理を運んだり、ワインをついだりしていましたが、これが秒単位で動く必要があるお仕事で、大変でした。「次はこのお料理を何時何分に運ぶよー!」と言われて、空いたお皿を片付けるところから始まります。お料理が残っている際は片付けができないので、ひたすら宴会場を歩き回り、お皿を片付けては提供し、を繰り返すのを午前、午後で 1 組ずつやりました。
飲食のときとは違い、丁寧に振る舞えるか?みたいなものを必要とされました。ただ、派遣なのでいつも同じ方とお仕事するわけではないので、注意されるということはなかったです。

イベントは 1 回だけお仕事しました。何かのパーティーでクロークのお仕事をやりました。有名人が来ているらしいよ!という情報が飛び交い、派遣同士で仕事をチェンジして見に行こう!みたいな話をしていましたが、回ってこなかったので、ひたすらクロークでお荷物をお渡ししたりしてました。
リッチな方が集まるイベントでしたので、僕とは育ちが全く違う人間を観察することができました。
新しい発見を得られたのは嬉しかったです。


こんな感じで、僕は「ひとつの場所で長くバイトをする」よりも「興味があるところでバイトをする」を選びました。学生の特権かもしれないです。

最後に

いろいろなところでバイトしていたので、バイト仲間がいる、ということはなく、連絡先も交換したことなしです。
そういう面では、一箇所で長くバイトをして友だちができた!という知り合いの話を聞いて「いいな」なんて思ったりもします。

また、インターンを経験しないで社会人になってしまったので、やっとけばよかった、と感じます。

現在の自分の職には、全く関係なさそうに見えても、実はその体験が生きている、なんてことはたくさんあるなと感じています。

約 10 年前の話なので、今の学生さんとはかなり違う環境だったと思いますが、この記事から何かを得た方がいたら、嬉しいです。

明日も学業、仕事、頑張りましょう🔥
以上、翡翠でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?