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とるてぃの「今年学びたいこと」

今回は #今年学びたいこと  に参加してみます。

昨年1年間は長い休みをとり、自分自身について深く考えたりクリエイティブな活動に挑戦してみたりと、多くの経験を積むことができました。

その上で考えた「学び」についての考えと、今後学びたいことを書いていきたいと思います。

なぜ社会人になっても学ぶことは必要なのか

理由を色々述べてみます。あくまで、私の考えですので、これが全てではありません。

見える世界が広がるから

これが一番重要なことだと思っています。
中学高校までの学習は、あくまであらゆる学問の基礎です。ここで得た知識を使い、大学で更なる探究を行ったり、就職先で知識を活かしたりします。
しかし、高校を卒業すれば自分の専門や職に関わること以外は自分で学ばなければ新たな知識を取得することはできません。その一方、専門外の知識が必要になることもあります。

例えば、外国をルーツに持つ方と学習や仕事をすることがあるかもしれません。彼/彼女に関わる国の歴史や文化を学べば、さらに相互理解が深まると思います。ここで理系だから、日本史選択だったから、と思ってしまうことは、彼/彼女を理解するという機会を失ってしまいます。これはとても勿体無いことだと思っています。

プライベートでも学びを活かしたり得たりする場面は多いです。
私は旅行が好きです。普段旅行する上で、歴史に関する場所があるかどうかを決め手にすることが多いです。
普段は世界史が好きな私ですが、最近は日本史も勉強するようになりました。日本史を勉強すると、旅行したい場所がかなり増えました!
例えば、この前は奈良の明日香村に行きました。蘇我入鹿の首塚があると知り、とても興味を持ったからです。

蘇我入鹿の首塚

このように、社会人になっても新たなジャンルを学ぶことで、趣味の幅も広がりました。
趣味が広がれば、この世界の様々なものを楽しむことができます。
また、友人との話題も増えます。いいことだらけです!

正しい知識を得るために必要だから

これもとても重要なことだと思います。

昨今、様々な情報がネットを介して流れてきます。それらが全て正しいものとは限りません。
間違えた知識を信じることで、他者との誤解が生じてしまう可能性があります。
また、自分には関係がないと思っていても、その間違えた知識を信じる人が多数になれば、間違いが「正解」になってしまいます。
どちらも非常に怖いことだと思っています。一人だけでは小さな力でも、間違いを信じる人が多ければそれが差別や誤解を産む可能性があるのです。

たまに「世界史なんて学んで何になるの?」と言われますが、こうした間違いを多数派にしないために正しい知識を持つ人を増やすために必要だと思います。
私もできる限り多くのジャンルから学び、正しい知識を身につけられるよう日々努力をしていこうと思います。

常識や思い込みを破られることは快感

前述の理由と被りますが、正しい知識を得ることで自分の常識や思い込みを破ることができます。この時の「え、そうだったの!?」という感情は何にも変え難い快感です。
ラテン語を学び始めてそのようなことが増えました。
例えば、きのこの「エリンギ」ですが、何語だと思いますか?実はラテン語由来なのです。さらに、ラテン語の単語としては原形は「エリンギウム」であり、「エリンギ」は変化系なのです。
私はこれにかなり衝撃を受け、快感を覚えました。

以上述べたように、大人になってからも学び続けることはとても重要であり、とても大切なことです。

さて、ここから「今年学びたいこと」を述べていきたいと思います。

ラテン語をさらに極めたい!

一昨年からラテン語を学び始めました。昨年から本格的に長文を学んだりラテン語さんの講座に参加したりと、学習の幅を広げました。
また、ラテン語版ネルチンスク条約を読み、その逐語訳を同人誌として出す予定です。
今年はさらにラテン語を学び、できたら2冊目の同人誌を出せたらと思います。

ヘブライ語を基礎だけでも学習する!


最近、ヘブライ語の学習を始めました。
Duolingoで人気がない言語の中で、一番興味をそそられたのがヘブライ語でした。
文字と読み方を覚えるだけでも大変です……。しかし、「読めたらかっこいいかも」という気持ちでモチベーションを保っています。
ひとまず、自分の名前をヘブライ語で書けるようになりたいです!

世界史の勉強をもっと頑張る!

昨年一年仕事を休んでいたこともあり、世界史のことをすっかり忘れてしまいました。お陰で先日の共通テスト世界史は散々でした……。かなり悔しかったです。
やはり世界史は勉強しないとあっという間に忘れられるのだと学びました。よって、高校世界史レベルは教えられるくらいまで知識を取り戻したいと思います。
まずは、世界史関連の書籍を多く読むことを目標にします。

本をたくさん読む

昨年はアウトプットすることが多く、書籍を読んでインプットすることが少なかったです。この反省を活かし、今年は本をたくさん読もうと思います。
世界史だけでなく、人文地理や言語学など最近興味がある分野をどんどん学んでいきたいと思います。また、理系分野など自分がこれまで触れてこなかった分野の本も読み、さらに知識の幅を広げていきたいと思います。

以上が私の学びに関する考えと、学びたいことでした。
今年も実りある年にしていきたいです!

追記(2024/01/30)
ということで早速新しいジャンルの本を買いました。

都市社会学の本です。
最近都市問題に興味を持ち、それに関連する学問を探していました。その中で出会ったのがこの本です。
図書館でも何冊か都市問題系の本を予約しました。楽しみです!

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