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スマホゲーム依存症

内外出版社 樋口進著2018年1月発行

新型コロナウィルスによって、学校休校や自粛生活を強いられる10代の若者が激増しているわけですが、最も安易に手軽に依存症を誘発するのが、「スマホ」です。

そのリアルを、非常に明確に分かりやすく伝えてくれるのがこの本。

既知のことではありますが、医療者からゲーム障害としてはっきりと病気と認定されているわけですが、まだまだ安易に子どもたちにゲームを与え続け、スマホで子守りさせる親が後を絶ちません。

親自身でさえ気をつけていないとゲーム依存になりがちですが、学生のうちに昼夜逆転、脳の発達を阻害されるスマホで頭をおかしくさせてしまったらと思うと、あとからでは取り返しのつかないことになります。

発達障害児は、はまりやすい特性を持っているので、我が子たちにも本当に危険なスマホです。巣ごもり消費ということで、ゲーム機器も飛ぶように売れているようですが、脳機能の発達を阻害する電子メディアの危険性はあちこちで議論されています。

香川県で4月から施行となった、ネット・ゲーム依存症対策条例も話題ですが、実際の10代の子供たちの能の状態を知れば知るほど、人間にとって電子機器は麻薬だなと感じてしまいます。

便利さを追求するあまりの科学の暴走。何事も適度、適量、適切なのが一番です。

※写真は、北海道旅行にて撮影。自然の中でこそ、正常に成長できるのが人間だと思います。

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