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ワールド・スタディーズー学びかた・教えかたハンドブック

サイモン・フィッシャー&デイヴィッド・ヒックス 国際理解教育・資料情報センター編訳 1991年9月25日初版

手元にあるのは、1998年2月の第4版。

22年前から手元にあるこの本は、大学3年の時に、NPOの勉強会に参加していた時に購入した本。私の「教育熱」の原点ともいえる一冊。

当時、名古屋大学経済学部のゼミで、開発経済学とか、AIESECの活動を通して、世界経済なんたらかんたらについて、意識高い系の学生の一人として、色々学んでいた頃。アカデミックな学問と、市民活動の現場の最前線との活動の接続は、大学生ならではの特権ともいえる、とても魅力的なアクティビティとして、「国際理解教育」というものについて、深堀していました。

その原点があるからこそ、ベンチャー企業であったリクルートを経て、独立して社会不適応者になりながらも、40超えたいいおばさんが、未だに「20代の頃の情熱」をもって、キャリアカウンセラーとして、日々若者や様々な若手呼ばれる社会人の方々、あるいは、一回り以上の年上の壮年とも呼べる方々と、お仕事をご一緒させて頂いています。「中間」としての40代の面白い時期だと、改めて初心を思い出す一冊。

20年以上経っても、公教育の現場は、時代の変化とは裏腹にほとんど変わりがありません。いや、むしろ格差が増大し、20年前以上に悪化しているような感覚すらある現在2020年5月。

これから教育界に関わる方、既に教育関係の仕事に就いていらっしゃる方、お子様を持つ保護者の方、様々な立場状況の方とも、本当にあちらこちらでお話させてもらっていますが、やはり、根本的には「家庭共育」に全ての問題の核心があると確信しています。世界や未来のために「市民一人」からできることについて、思索にふけったり、危機介入もしたりしていますが、個人の能力には限界があるので、状況に応じてリファーしています(涙)。世界には、77億人いますからね。人間一人ひとりはそれぞれが独自でとてもユニークな存在だから、未来は希望的☆彡

育児だけではなく、コミュニティづくりや、中小企業で人材育成に関わる方々にも、大きなヒントが得られる本ですので、ARCA®コンテンツの秘密の中の秘密の本として、紹介させてもらいました。

※写真は、家族旅行で行った北海道のどこかの山(笑)。適当ですみません。空は、世界につながっている💛

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