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人口減少社会のデザイン

東洋経済新報社出版 広井良典著 2019年10月初版のこの本。私にとってのバイブルと化しています。

ARCA®(生きる技術研究会)の活動を始めたころに直接広井先生とはお会いさせて頂いたこともありますが、経済学を多少なりともかじったことがある方には必見の書籍です。

AIが導き出した未来シナリオと選択について、政策提言にもつながる研究を注目しておりましたが、不可逆の未来への選択を、我々一市民が担ってい入るということを、恐れおののく形で衝撃を受けたものです。

新型コロナウィルスの世界的猛威という形で経済危機もあらわになっていますが、そもそも何十年も前から都市の過密についての警鐘はならされていました。

福祉分野も、医療分野も、崩壊の目前ということは、多くの為政者や官僚にとどまらず、私たち専門家の卵や一市民にも多かれ少なかれ感じられていたことでしょう。

自然の猛威、自然からのしっぺ返しとでも言いましょうか、神ならぬ人間の領域を超えた次元であらゆる文明・人類の存続の危機とも言い換えることができる今この時。本当に、最前線で働いてくださっている命を守ってくださっている方々に頭が上がりません。

いま私たちに出来ることは限りなく少ないですが、良質な学び、未来を拓く学び、そして、選択は、可能です。

今日も一人でも多くの人の命が守られますように。

産業カウンセラーとしても、活動しておりますので、また何かお役に立てることがあれば、いろいろ書き綴ってまいります。

※写真は東京湾から。家族で船釣りに出かけた去年。環境問題に関しても色々学んでいます。SDGsに関しても、言いたいことは山積みですので、実務者としてきぃおうも元気に頑張ります。オンライン環境があるだけでもありがたいと思っています!



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