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薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方

クロスメディア・パブリッシング発行 Dr.ロバート・メリロ著

2019年初版のこの本も、タイトルに惹かれて購入。どれだけ本に投資したのかわからないほど、発達障害に関する本も読み漁りました。本業がカウンセラーですので、脳科学とか精神科とか、そっち関係の本も山ほど読みました。臨床心理士の資格は保有していませんが、修士・博士を取得するぐらいのレベルで専門書は読み漁りました。図書館に行く時間が無くなって以降は、電子書籍を読むことが多かったですし、論文などにも目を通したりしてきました。

できることは何でもしようと思って、我が子を実験台にしながら家庭の中での”療育”には余念がありません。とはいえ、母親も人間ですし、全能者ではありません。力尽きて倒れてしまって以降は、支援者探しにやっきになりましたが、なかなか難しい現実があります。


そもそも、発達障害は、脳の機能の問題なので、遺伝の影響が4割と言われていますし、治るものではありません。


でも、二次障害を防ぐとか、特性の出方を緩やかにするとか、環境適応をスムーズにするとか、そういう意味において、家庭環境をうまく作ることは大切なことだと思って、この本を手に取りました。

読みづらいけれど、まあ、書いてあることはもっともなことでした。

絶対におススメ!というわけではありませんが、本としては知識を増やすために良かったです。お時間がある方にはお勧めします。

※写真は、北海道旭山動物園で撮ったレッサーパンダ。寝ていて可愛かったです。

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