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iMacでPop!_OS
以前使っていたiMac(2015年製・27インチ・Core i5/4コア・RAM28GB)をPop!_OSで蘇生させました。
結果から書くと、外付けUSBのSSD起動で問題なく稼働しています。Wifi標準搭載なのでLANケーブルも必要なし。キーボードはApple純正のワイヤレスキーボードですが、これもBluetooth接続で問題なく稼働。余計なケーブル類が少なく済むiMacの特徴を活かし、すっきりシンプルなLinux環境が作れました。
Apple純正キーボードも普通に使えてます。音量ボタンや輝度ボタンもそのまま問題なく動いてます。
Apple純正キーボードの場合ExposeキーなどいくつかMac専用キーが余るのでこれらをキーボードカスタマイズで「フルスクリーン」とか「スクリーンショット」などのキーボード・ショートカットに割り当てると良いと思います。
このiMac 2015はまだBig Sur対応範囲内の機種です。なのでmacOSでも使えないことはないのですが、内蔵ディスクがHDDのためSSDに慣れた昨今だと激重です。そのためMacでも外付けSSDをThunderboltを介して使っていました。CPUとGPUに関しても、CPU依存のZBrushはそこそこ動くのですが、GPUが弱いのでBlenderはかなり厳しい。それらマイナス要因に加えさらにディスプレイが経年劣化で赤みが出てきてしまったのでメイン機としては辛くなり使用を終了。Mac mini2018を購入後は1年以上全く使わずに放置していました。
今回外付けUSBのSSDでPop!_OSで使うことで、ネットブラウズやYoutube流しっぱなし専用機として再生。他にもGPUパワーを必要としないオフィス系アプリや簡単な画像編集、テキスト系処理程度なら十分に実用範囲で使えるようになりました。ディスプレイも元々5Kなので動画再生の解像度なども十分です。ただ、搭載されているグラフィックカードが現代では非力なので2540x1440で使うことにしました。
まとめ
これまで、「Linux on Mac」はとハードとソフトに親和性がない感じでした。しかし、iMac + Pop!_OSは結構親和性高いと感じます。フォント周りの整合性も高く綺麗で読みやすい。普通に使う分にはmacOSと変わらない感覚で使えます。
そんな感じで、割り切って用途を絞り込めば古いMacの再生にPop!_OSという選択肢はアリだと思います。USBのSSDにインストールしておけば環境まるごと別のマシンに持っていって使うことも出来ます。インテルMacだからといって変にBootcampでWinマシン化するよりもPop!_OSの方が断然オススメです。
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