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デジタルガジェットメモランダム

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3D/2Dグラフィック・デジタル造形・3Dプリンター・物書き。 Pop!_OS・Manjaro Linux・Android・iPad・Macをクリエイティブに使いこなすための備忘…
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2022年3月の記事一覧

Pop!_OS:他のOSで類を見ない至高のキーボード・マルチウィンドウ操作

キーボードだけでマルチウィンドウ操作 Pop!_OSの良さを一言で言ったら?と聞かれたら私は 「軽い・早い・使いやすい」と挙げます。 それらには色々な意味が含まれています。 この3つの要素を含んだPop!_OSらしさを一番表しているのが 「キーボードでのマルチウィンドウ操作」 です。 ブラウザやアプリなど沢山のウィンドウを開いて操作する人は一度慣れるともう他のOSのウィンドウ操作はイライラしてしょうがなくなります。 他のOSでは類をみないこの操作はPop!_OS最大のアドバ

Steam Deckに見るLinuxのポテンシャル

アメリカの超人気TECH系Youtubeチャンネル「Linus Tech Tips」がSteam DeckにWindowsをインストールしてデフォルトのLinuxベースOSであるSteamOSとのパフォーマンス比較検証をしています↓。 動画の結果から見るように、起動、ゲームのパフォーマンスやコントロールの点でSteamOSよりもWindowsが大きく劣っていることが分かります。 これは当然の結果でしょう。ValveはOSを自ら開発しゲームとハードウェアの最適化を図っていま

M1 Ultra Mac StudioはPop!_OS+Ryzen5950X+RTX2060より遅い

少なくともBlenderではまだまだ M1UltraのMacStudioのBlenderベンチマーク検証動画がアップされてました↓。 この検証によりますと、Blender定番のBMWレンダリングベンチマークではAppleが言うほどのパフォーマンスは出てないようです。 私の「Pop!_OS+Ryzen5950X+RTX2060 SUPER」での結果と照らし合わせると、以下のような結果となりました↓。 CPUレンダリング M1Ultra:1:43 (macOS) Core

Launchキーボード(12):静音リングやめ

前々回(↓)の続き。 静かなだけが正義ではない前回(↓)までで、Launchキーボードの徹底静音化を行いました。 メカニカルキーボード定番の静音化Tipsは全て施した状態で暫く使っていました。 結論からいうと、静音リングはやめることにしました。 理由:ないほうが打鍵感と打鍵音が小気味よいから です。 タイトルにも書きましたが、全てやってみて、何でもかんでも静音化すれば良いってもんじゃないな、と思いました。 静音リングは、物理的にプラスチック同士の接触音を殺します

Launchキーボード(11):「テープモッド」をしてみる

前回(↓)の続き。 「テープモッド」とは「テープモッド」とは、メカニカルキーボード界隈で定番の静音化Tipsとなっている方法で、 基板の裏にテープを貼る というシンプルな方法です。 キーボード基板を叩く時に生じる微かな高周波反響音を抑える、というもので、安く出来て効果があることから人気のある静音化の手法のひとつ。 EPOMAKER EP84で試してみたところ劇的な効果があったので、Launchでもやってみることにしました。 結果:効果あり! キーボード内部に反響

Launchキーボード(10):静音リング

前回(↓)の続き。 静音リングを試してみたほぼ理想に近づいてきたLaunchキーボードのカスタマイズですが、ちょっと実験的にO-リング、いわゆる静音リングを試してみることにしました。 結果 GOOD:底打ち音が軽減。音にまとまりが出た。 BAD:微妙なシリコンゴムの感触があるのは好みが分かれるところ。 という感じです。 音は高周波成分が減って落ち着いた感じになりました。キーを打鍵した際に生じる微妙な底打ち感や金属ボディに共振する反響音も軽減されてます。 個人的に

Launchキーボード(9):至高のBlender対応キーマッピング

前回の記事(↓) Blenderでのテンキー視点切り替え Blenderではオブジェクトの視点切り替えには、マウスとキーボードでの両方が使えます。とくにテンキーでの操作は使う人が多いでしょう。 Blenderでのテンキー操作がいかに便利かは以下の2つの動画が参考になります↓。 ただ、テンキーはフルキーボードの右側に配置されているので、 ・フルキーボード必須。ゆえに場所を取る。マウスが遠くなる。 ・一旦マウスやペンタブから手を離さないといけない ・右利きの人はマウスやペン

Rustベースの新COSMICを試す

前回の記事(↓) 新COSMICを先取りして触ってみるPop!_OSが次期デスクトップ環境「COSMIC」をRust言語で書き直して開発中であることは前回書きました。その開発途中版をソースコードからビルドすることで試すことが出来ます(↓)。 手順としては $ sudo apt install -y build-essential libgtk-4-dev$ curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs

GNOMEデフォルトからPop COSMICにすることに

以前の記事(↓)にも書きましたが・・・ 私はPop!_OSの大ファンでヘヴィーユーザーですが、「Pop COSMIC」だけはどうしても好きになれず、頑なに「OFF」にしていました。理由は、このアプリ検索ウィンドウが好きになれなかった事です↓。 GNOME40の、Macライクな透過背景の検索ウィンドウ(↓)のほうが好みだったわけですね。 見た目だけでなく、検索機能も好みでした。例えば「Sound」と検索すると、「Sound〇〇」という名称のアプリだけでなくシステムのSou

Launchキーボード(8):究極のLaunchキーボードを求めて(Kailh BOX赤軸)

このつぶやき(↓)の続き。 Kailh BOX赤軸はイイ!結論から書くと、Kailh BOX 赤軸で私のLaunchキーボードは究極の理想のキーボードに近づきました(↓)。 以前、System76の開発する「Launchキーボード」を入手、メインで使用していることを書きました(↓)。 https://note.com/histone/n/nd661941a7063 あれからかなり満足していたのですが・・・EpomakerのEP84を手に入れて暫く並行して使っているうち