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Launchキーボード(11):「テープモッド」をしてみる

前回(↓)の続き。

「テープモッド」とは

「テープモッド」とは、メカニカルキーボード界隈で定番の静音化Tipsとなっている方法で、

基板の裏にテープを貼る

というシンプルな方法です。

マスキングテープを使って3層に貼る

キーボード基板を叩く時に生じる微かな高周波反響音を抑える、というもので、安く出来て効果があることから人気のある静音化の手法のひとつ。

EPOMAKER EP84で試してみたところ劇的な効果があったので、Launchでもやってみることにしました。

結果:効果あり!

キーボード内部に反響する微妙な高周波音が確実に抑えられています。打鍵音が静かになって厚みが増した感じです。ソクッと入ってポコッと戻る、ソクポコしたポップサウンドになります。

さらにPEフォームを被せてみる

テープモッド以外に人気なのがフォームを使った静音化です(↓)。

テープモッドの上にPEフォームを置いてさらに静音化

私は基板とボディ底面との間に隙間を作らずに完全に密にし高周波成分高めの反響音を殺すようにするために、PEフォームを仕込みました。

テープモッドを完全に覆い隠すようにPEフォームを仕込む

結論:PEフォームの静音効果は比較的高い。

テープモッドをせずにPEフォームだけ使った場合も試しましたが、結構音を吸収してくれます。

まとめ

  • テープモッドは安くて簡単で効果高し

  • PEフォームは適当なフォームを見つけるのが難しいが効果は高い

という感じです。

  1. 赤軸リニアタイプに変更

  2. シリコングリースメイトでスイッチをルブ

  3. 静音リング

  4. テープモッド

  5. PEフォーム

と定番の静音化Tipsを全て適用したところ、だいぶ静かになり打鍵感も変わりました。一般的なメカニカルキーボードのイメージよりHHKBやリアルフォースに近い感覚。試しにリアルフォースとHHKBと交互に打ち込んでみましたが、LaunchのKailh赤軸のほうがモコモコしないぶんレスポンスが良く、若干上品な打鍵感です。永遠にタイピングしていたい至高のタッチになりました。
まぁ、この辺の落とし所は結局「好み」なんですけどね。

ではまた。

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