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感情に左右されてしまうあなたへ

こんにちは。ひさおです。
2023年3月30日(木)。もうすぐ3月が終わりを迎える今日この頃。出会いと別れの季節であり、入学式、新学年、入社式、新たな環境での始まりなど、数々の【新しい】日常が生まれていく。1年の中で最も緊張し、期待し、ワクワクし、不安になる時期なのではなかろうかとふと思った。

かくいう私も4月から新しい環境で働かせていただくことになり、現時点でどうなるか不安がありつつもこれからの生活がどんなものになっていくのかワクワクする面も持ち歩いている。こういった感情を抱くのは人間である私たちであれば誰しも起こりうることではあるし、こういう経験を話すと大抵の人は「ま〜そういうもんよね。」なんて、一般常識のような感じで共感の言葉を発する。

新たな挑戦をしてきた人なら、その経験がどういうものなのかがわかるので「そんなもんよ」という言葉でその場を収めてしまうのだが、初めて経験する本人からしたらとんでもなく緊張してしまう。人によっては不安で寝れなくなることもあるだろうし、朝起きて吐き気を催す人もいるだろうし、緊張し過ぎて制服のボタンを間違えちゃったりもする人も中にはいるかもしれない。
新たなことを経験する人は、自分の体の中から生まれてくる感情と大きく闘うことになるのであると私は思う。


ただ、その不安や緊張というのは頭の中で放置してしまえばしまうほどどんどんその感情に流されて、その結果体が思うように動かなかったり、固まったり、震えたりする。周りでそういう人を見ると、「あ、あの人緊張しているんだな。リラックスリラックス」と気づくことができるが、なかなか自分のことになると難しい。その状況になれば、人間誰しも正常な判断をすることが難しくなり、失敗も多くなってしまう。

私自身も初めてのことにはとても緊張するタイプで、話をするとすぐに言葉が震えてしまう。ただ、そういった経験を積み重ねて過去の自分のそういう出来事を改めて思い返したときに、「どうすれば初めてのことで緊張がなくなっていくのかな?」と考えるようになってきた。1番手っ取り早いのは、【慣れる】に尽きると思う。ただ、それは回数をこなしていく必要があり、初回では無理な話である。ではどうすればいいのか。


私が最近行なっているのは、【ひたすらに言葉を書く】ということである。
不安・緊張から生まれる言葉の量は、平常時と比べると莫大な量生まれると思われ、大半は同じことをぐるぐると繰り返して、その量に自ら圧倒されてしまう。それにより、普段の行動に異変や制限がかかって、思った以上に行動ができなくなる。であれば、感情によって生まれた言葉をどんどん吐き出していけばいいのである。

この手法は、「エクスプレッシブライティング」という名前でどこぞの科学者様が生み出した方法でネットやいろんな本に掲載されている。科学者お墨付きの信頼性のある方法なのである。
私もこの方法を参考にして、常に自分の頭の中で言葉が生まれたらどんどん紙のノートやこのnoteを使って書きまくっている。何度か続けていくと、確かに頭の中の言葉が吐き出されてスッキリする感覚がだんだんとわかるようになってくる。

自分の考えや想いを人に聞いてもらって吐き出すことも効果的だと思うが、ずっと聞いてくれる人はなかなかいないものであり、ずっと聞き続けてもらったらその人が疲れる・または聞き飽きて離れていくこともあり得るかもしれない。
であれば、自分自身で解決できる方法を1つでもいいから持ち歩いていたほうが、長い人生においてはとても便利なツールになり、自分の好きなタイミングで気持ちの整理をすることができるのではなかろうか。


自分の考えを話すという行動自体、日本人はなかなか行わない生き物である。どこかの本やネット記事などいろんなところでも書かれているし、自分自身の今までの生活を振り返ると「確かにそうだよな…」と納得してしまう。ただ、その行動で自分が苦しんでいるのであれば、行動を変えて幸せになりたいものである。そう思い始めて、色々勉強した結果、この手法に辿り着いた。ぜひみなさんにもお勧めしたい。

生きていれば数多くの問題やイベントに出会し、その都度どうしたらいいのかと悩んでしまう。ただ、この世の中で解決できない問題なんてないのではないかと私自身は思っている。ときにはスッキリと解決できることもあれば、無理と諦めて解決とする形もある。どのような形であれ、問題が生じれば解決する答えがあるのである。それが何なのかを見つけるには、頭で考える以上に文字で書き出して客観視できるようにした方がアイデアも数多く出るし、記録として形に残るので忘れることも防いでくれる。


【書く】ことで自分の感情に揺さぶられることが少なくなり、問題解決への糸口が見つかりやすくなる。


当たり前で誰でもできるようなことは軽視されがちになるが、それを愚直に行うことが人生を楽しく心地よく豊かにするのではないかと私は思う。
そんなことを頭で考えながら、この文章を思いつくがままに書いている。
今日もたくさん書くことができて楽しかった。頭の中はスッキリである。


3月も残り2日。一瞬一瞬を噛み締めて過ごしていこう。



最後までご愛読いただきありがとございました。

ひさお


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