全ての本は辞書のように使え!
今日は読書術に関する記事です。
私は読書を続けながらも読書術のアップデートを続けるのが大事だと思っているので、時々こう言う記事を投稿してます。
とりあえず今読書について思うことを簡単にまとめていきます。
全ての本は「辞書」だと思え
読書とは、本に書いてある文章の意味を理解することに他なりませんが、大事なのはその読み方です。
頭から最後まで一通り読み、内容を理解するのは「読書の初歩」に過ぎません。
その段階でどこにどのような事が書いてあるかという「その本の構造」を理解し、辞書のように使えるようになるのが重要。
必要なときに必要な知識を引き出せるように下準備をするということです。
繰り返し読むことの意味
同じ本を何度も読んだり、同じ映画を何度も観たりしたときに、前回は気づかなかったことに気付くという経験をすることがあります。
これは、一度読み通したことでその本に書かれている内容の基礎知識が頭に入っているので、より細かい部分に目が行くようになったり、前回生まれた疑問の答えを無意識に探しながら読むからです。
名著であればあるほど一度の通読で全てを読み取るのは不可能なので、このように繰り返し読む必要があります。
人間は見たいものを見る
本を辞書だと思って、名著は繰り返し読む。
これを組み合わせて、名著を辞書のように使い、自分の問いへの答えを探すように読むのが最も学びの多い読書だと言えます。
何故なら、人間の脳には自分が求めている情報を無意識に集める働きがあるので、抱いている問いによって同じ文章を読んでも得られるものが変わってくるからです。
つまり読書というのは著者の伝えたいことを受け取るだけの受動的な行為ではなく、自分の抱いている問いを起点として、その本に書いてある事はもちろん他の本に書かれている事を始めあらゆる情報と結びつけて「書かれていない情報」まで読み取る能動的な行為だという事が言えます。
あなたの本棚にある蔵書を単なる「読み終わった本」や「積読」ではなく、知りたい知識を得るための「辞書」や「図鑑」と考えればその価値はまるで変わってくるし、残すべき本とそうでない本の区別も明確になるはずです。
また、本当の「辞書」や「図鑑」も読書の質を向上させるのに活用すべきです。
なんて偉そうに書きましたが、こういう読書観を自分の中に完全に落とし込むために書いた記事ですのでご容赦ください!
今後もこうやって徐々に読書術をアップデートしていきます!