意図と習慣、いとおかし。
少し気が早いかもしれませんが、そろそろ今年も終わりますね。
年の初めには目標を立てがちですが、ここ数年で運動、瞑想、英語学習といった習慣を定着させていく中で目標を達成するためのコツみたいなものが少し見えてきたので一旦まとめてみようと思います。
まず、運動を始めた理由はなんとなく成功者の人たちがやってそうなイメージがあったからです。随分前にオバマ大統領が朝ジョギングする映像を見たのが記憶に残っているし、他にも例を挙げたらキリがありません。
瞑想もそんな感じで、スティーブ・ジョブズが禅の影響を受けていただとかで、アメリカ西海岸で随分流行っているようなイメージがあったので、始めました。
英語学習は「日本人が続けられない習慣」の第一位に君臨しているらしく、毎年の元旦に「今年こそは英語学習を始めよう」と思っては挫折する人は星の数ほど居ると思われ、私も長い間その一人でした。
運動と瞑想の隠れた効果
どれもこんな程度の動機なので定着させるにはそれぞれ苦労がありましたが、運動と瞑想は「メタ習慣」とでも呼びたくなるような、「それを習慣化することで習慣化能力が上がる」効果があり、そのおかげで少しずつ新しい習慣を取り入れたり悪い習慣をやめたりすることが上手くなっていきました。
運動や瞑想を成功者がやっているのは、習慣化能力の向上によって成功が得やすくなるからかもしれません。
毎日少しずつの意味
「習慣化」するということは、毎日少しずつ、無理なく続けるということです。
この毎日少しずつというのが非常に重要です。
ランニングを例にすると分かりやすいのですが、始めた頃は走るのに慣れていないので、正しいフォームで走ることは出来ません。
この状態でいきなり長時間のトレーニングを行ったとしても、故障してしまうだけです。
毎日少しずつやることで必要な筋肉が徐々についてきて、それによってフォームも少しずつ変わってきて、フォームが変わることで使う筋肉も変わり、さらにフォームが変わっていくという「正のスパイラル」に入ります。
瞑想や英語学習も同様で、最初から意気込んで長時間取り組んでも良い結果にはつながりません。
瞑想から得た「意図」の重要性
習慣をつづけていくのに際しては、「意図」が非常に重要です。
「意図」は瞑想に関する本には必ずといっていいほど登場する言葉です。
「意図」を持って瞑想の習慣を続けることで脳の神経回路のつながりが変わっていきます。
先ほどの運動における筋肉の発達のように。
そして英語が習慣化した
以上に挙げた運動と瞑想からの学びを生かして、「英語の本を読みたい」という明確な意図を持って英語学習を習慣化したことで少しずつ英語力が付き、徐々に英語学習を楽しめるようになり、英語が日常に入り込み始めました。
瞑想に関する本も英語で読み始めたので、瞑想中の頭の中の言葉も全て英語にすれば英語に触れる時間はさらに増えていくので、英語力は指数関数的に向上するはずです。
ずっと英語学習に挫折しつづけてきた私がこの段階まで来れたのには感無量です。
「意図」と「習慣」でこれからも良い方向に人生を変えていきたいと思います。