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失敗に学ぶ自信と謙虚さ


失敗は行動の失敗であり、その人が失敗ではない。

例えば後輩や同僚が仕事で何らかの失敗をしたときに、私は↑のように考える。

というより、私自身が失敗したときに、
「なぜ」あなたは失敗したのかと言われた時より、
「なにが」その行動が失敗に繋がったのか。

と聞かれた方が、素直に失敗を認められるからだ。

自信を挫くような声かけは、モチベーションを下げ、結果的に良いチーム看護に繋がらないことを知っている。(恥ずかしながら不貞腐れた経験あります。)

よく自信を持てと言うけれど、、

ありがちな自己啓発本で、根拠のない自信は万能感や無敵思考になれる的なことを書いてある。

私は自信を持つメリットとして
「自分が自分をコントロールできる」感覚が得られることかと思う。
自信のあるふりをするだけでも、患者さんや後輩からの信頼が得られやすく、より必要とされていると肯定感が得られたからだ。

ただ、傲慢に見えるデメリットがある。
対処としては、自分に素直になり、聞く・調べる・頼るに繋げることが必要だ。
特にチーム看護では、医師を始め介護士、理学・作業・言語療法士、歯科衛生士・医療相談員と他職種が関わるので、それぞれの分野の専門家の専門家による意見は聞き役に徹する他ない。

謙虚さを忘れて傲慢になり、冷静に事実を見られないくらいなら自信なんて持たなくて良い。
それより自信がなくても客観的に分析できる人の方が私は好きだし、私も常にそうありたい。

今日言いたいことは

・失敗は行動が失敗しただけ(なにがの視点が大事)
・「なぜ失敗した」は自信を挫く声かけ。
・自信を持つことは自分が自分をコントロールできる感覚になり、自己肯定感や組織への貢献感に繋がる。
・自信を持っても素直さを保ち、専門家の意見は聞こう。
・自信はなくとも謙虚さがある人は素敵。

最後に

・生涯でただ1人、四六時中あなたに寄り添い優しくケアしてくれるのはあなた自身。

カッコつけてどっかの誰かが言ってたことを言ってみる。ではまた明日。

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