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残された家族のケア(グリーフ)
残された家族へのケア
病院では、状態が急激に悪化しご逝去となる患者様が少なからずいる。
回復期病棟でも然り、急に旅立つ患者様の家族の涙を多く目の当たりにしてきた。
今日は家族に対して、看護師ができることは何か振り返ってみたい。
①家族と本人だけのお別れの時間を作る(看護師は退室)
②家族同士の話し合いが行われているのを見計らって、泣き声が聞こえなくなったあたりで死後の処置を一緒に行うか、着せたい服はあるか聞く。
③フルネーム+さん付けで患者さんを呼ぶ。
④昔話や家族の思い出を聞く。
移送後にできること。
残された遺族は約3ヶ月間、「喪の心理」が働き体調が不安定になりやすい。一般的に四十九日以降に、担当の看護師から
①手紙の送付
②電話連絡
家族の体調を気にかけていることを伝え、1人じゃないことを感じれるような文面にすることが、重要。
忘れていけないのは、看護師もグリーフケアされる側である。
提供したケアを振り返り、患者様のことを語り合う機会は、看護師自身も気持ちの整理、ケア肯定感に繋がる。
結局は持ちつ持たれつの関係性が大事ですね。
ではまた明日。
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