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[スペイン語通訳者インタビュー]吉田理加さん(1)

はじめまして。イスパニカの本橋です。イスパニカは、通信添削と溜池山王教室のスペイン語スクールです。

語学を志す方であれば、誰でもいちどはあこがれる「通訳」という仕事。イスパニカにも、スペイン語通訳クラスへの問合せをくださる方、そして入学して通訳者を目指し、勉強を続けている方々がたくさんいらっしゃいます。

今回、スペイン語学習者の皆さん、特に通訳者を目指している方たちに、現在、スペイン語通訳者として活躍している方々の姿をお伝えできればとの思いから、このnoteにてインタビュー記事の連載を始めることにしました。

お一人目は、イスパニカが『今週のスペイン』を発行していた創業のころからお付き合いをさせていただたいている、吉田理加さんです。30年以上にわたって小社を助けてくださっていることは本当にありがたく、現在も「司法通訳」などの特別クラスをご担当いただいています。

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◎吉田理加(よしだ りか)さんプロフィール
京都外語大学外国語学部イスパニア語学科卒業。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科博士後期課程修了。イスパニカ通信添削講座、NHKラジオスペイン語応用編の元講師。現在はフリーランスのスペイン語会議通訳者であると同時に、愛知県立大学通訳翻訳研究所客員共同研究員、上智大学並びに立教大学の兼任講師で通訳の授業を担当している。著書:『オラ・アミーゴス!たのしく学ぶスペイン語 入門・初級編』(三修社)、『キクタンスペイン語【入門編】』(アルク)、訳書:『翻訳学入門』(みすず書房)(共訳)など。

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ーー吉田先生、今日はよろしくお願いします。「私が通訳者になるまで」をお聞きしたいとお願いしておりましたので、まずはスペイン語との出会いからお話していただけますか。

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お読みいただき、ありがとうございます。私は書くことが好きです。伝えることが好きです。私が書いて伝えることを続けるためのサポートを、あなたからしていただけたら、とてもうれしいです。(本橋)