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【女性キャリアスクールICORE主催】自分が自分の人生を作るまで〜前刀禎明氏、加来幸樹氏によるオンライントークセッション〜

こんにちは、たおです。

本日はいつもの体験記とはちょっと違った観点でnoteをお届けできたらと思います。

Clubhouseのルームの1つであるMorning Houseで知り合ったみくさん・さくらこさんが運営するICOREにて、実施したオンラインイベントに参加した時のお話。

Morning Houseとは

ICOREとは

ICORE運営のみくさん、さくらこさんのnote

今回のオンラインイベントの詳細はこちら

今回のイベントに登壇したのは、新著『学び続ける知性 ワンダーラーニングでいこう』を出された前刀さんとあっちゃんこと中田敦彦氏のキャッチコピーも考案したことで有名な加来さん

開始前からわくわくが止まらなかった本イベント。開催時間が本当に一瞬で駆け抜けたと感じるほどの内容でした。

お二人が発した言葉から私たおが感じたことをつらつらと書き連ねていこうと思います!

ワンダーラーニングで学び続ける、前刀さん

プロフィール 前刀 禎明氏
株式会社リアルディア 代表取締役社長
ソニー、ベイン・アンド・カンパニー、ウォルト・ディズニー、AOLを経て、ライブドアを創業。スティーブ・ジョブズ氏から日本市場を託され、アップル米国本社副社長 兼 日本法人代表取締役に就任。独自のマーケティング手法で「iPod mini」を大ヒットに導き、危機的であったアップルを復活させた。米国本社エグゼクティブ・ミーティングに参加した唯一の日本人。現在、リアルディア代表取締役社長。ラーニング・プラットフォームの開発、コンサルティングなどを手がけている。
(上記Peatixイベント詳細より引用)

著書:『学び続ける知性 ワンダーラーニングでいこう』(日経BPほか)

このようなご経歴から出てくる言葉の数々は非常に貴重なものでした。

我々の一番大きい資源は子供の心である
byウォルト・ディズニー

ディズニーでも働かれていた前刀さんはこんな言葉を引用していました。たしかに、世の中で”常識”と呼ばれていることも子供からすれば常識ではない。

世の中に捉われることなく、子供のような無邪気な心で物事を判断していくことが自分らしい人生を豊かにする方法なのではないかなと私たおは感じました。

その後に続く「普通ってなに?」という前刀さんからの問いにも通ずる部分があります。

「普通ってね」「普通はこうだから」

といった言葉たちは思考停止の象徴のようなもので、自分で判断をしないがためにこうした使いやすい言葉を使って、自分の気持ちに蓋をして有耶無耶にしてしまうんだと思います。

不透明であると思われてる現代に置いて、思考停止したほうが楽だし、変な不安に襲われずに済むかもしれません。

けれど、私たおも実体験としてさまざまな人と話していく中で、みんなが漠然と不安を持っていることを知っています。

みんなが漠然と不安を持っていることを知ることで、安心が生まれ、その安心によって自分だってという希望が生まれ、ほんの少しの勇気でチャレンジすることができ、それが自信に繋がる

とその後に前刀さんが続けて話された言葉によって、構造的に理解をすることができました。

不安じゃない人なんていない。

この情勢下はいつだって不透明だし、それでも自分で純粋なインプット、純粋なアウトプットをし続けた人がチャンスを掴むんだなと思いました。

誰も知らない道でも大丈夫。

この一言を聞いたときには、私たおも背中を押される感覚でした。

先日出会った高校の美術の非常勤講師をされている方も「生徒の可能性には蓋をしたくないし、個性を発揮した時はそれでいいんだよと伝え、前例がないことでもその生徒自身がやりたいことであれば全面的にバックアップする」と言っていて、ここにリンクするなと感じます。

いい時悪い時は人間だからある、何年か前のいい時よりも少しだけよい状態にあるなと思えればいい。

人生は右肩上がり。

これは前刀さんのご経験からのキャリアに対する考え方でした。

このオンラインイベント前にも前刀さんの今までの人生の話を聞く機会はあり、今ではこんなに日々わくわくしている前刀さんでも、人生において波はあったとのこと。

私たおには想像もできないようなご経験からこのような言葉をつむぎ出した前刀さん。今振り返ると自分自身も数ヶ月前、半年前、1年前と振り返ってみても間違いなくよい状態にあるなと思えました。

短期的に日々日々の気持ちをみると浮き沈みはあるものの、長期的な目でみてみると間違いなく成長しているなと思えればそれでいい。

その日々のなかでラーニングインテリジェンスを磨くことが大事であると前刀さんは言います。

ラーニングインテリジェンスとはどんなことからも学び続ける力。それを磨くワンダーラーニングには3つの段階があり、自分を解放する、自分を創る、自分を超える。

まさにこれは前刀さんが実践しているそのもの。

普通はとか常識的にはという固定観念から自分を解放する。一度決めて動いたからといってそれを決めつけなくていいし、変化したっていい。

その解放があった先で世の中の流れに必死についていくことではなく、人それぞれ違った才能がありその特性を知ることで、差別化のための差別化ではない自分のなりたい姿に近づけるという創る。

その創った自分を常にわくわくするような環境に身を置くことで成長ができ、心が喜ぶ生き方ができるようになるという超える。

どれも非常に大事で、しかもその順番も大事だなと私たおは思いました。

自分の経験からも闇雲にわくわくすることばかりやってもふと立ち止まった時になんだこれは?となりかねない。一度決めたからといって変化してもいいのだから、まずは仮で決めてみて自分を創ってみて、その上でわくわくするほうへ動いてみる。まだ定まっていないうちはこれを数多く繰り返すことで、自分の心が喜ぶ生き方になっていくのだろうなと思いますし、まさに私たおがいま実践中のことでもあります。

前刀さんの言葉の中で個人的に記憶に残ったものを羅列していくので、気になるものがあればコメントいただいても大丈夫なので考えてみてください!

・市場を創造するには市場を教育しなければならない
・本当に信じる人こそが本当に世界を変えていける
・未来の自分に期待するから面白い
・他人の話を聞きすぎない
・瞬間を見極める
・自分を信じる力こそが自信
・明日の自分には無限の可能性がある

理念を信じて動き続ける、加来さん

プロフィール 加来 幸樹氏
株式会社サインコサイン 代表取締役社長
2006年にセプテーニ新卒入社後、クリエイティブディレクターとしてダイレクトマーケティング、戦略PR、キャンペーン企画、TVCM、ソーシャルメディアマーケティングなど様々な領域の案件に従事。また、運用型広告クリエイティブの最適な制作/運用手法の開発・研究を行い、カンファレンス登壇やコンテストでの受賞多数。自分の言葉で語るとき、人はいい声で話す。」という理念を掲げて株式会社サインコサインを設立、企業や個人の理念、ブランドのネーミングやタグラインなど覚悟の象徴を支援。またアートスペースやフリーペーパーなど、様々なメディアを通じて機会を創出している。

多くのキャッチコピーや企業理念などを創ってきた加来さん。

多様になった選択肢の中で誰かに正解を求めることはできないからこそ、あなただけの一歩を踏み出すために自分だけの羅針盤が必要だと加来さんは言います。

自分だけの羅針盤は自分の覚悟で、その覚悟をすることにより自分の人生になっていく。その覚悟を宣言したのが個人理念である。

企業理念は企業の覚悟の表れとしているのに対し、個人理念はそれと同義であるといいます。

この個人理念があるからこそ、自分がやりたいことに向かっていけるのだと。これはちゃんと考えて目標という”旗を立てる”作業に近いと私たおは感じました。

価値を高め続けていくには、自分のやりたいことを選択し、集中することで質が上がり、結果的に求められるようになる。

そのときにまた見えた景色の中でまた自分のやりたいことを選択すればいいのだなとこのお話を聞いて強く思ったと同時に、私たおは現在やりたいことを選択して集中しているフェーズなのかもなと思います。

このnote執筆がまさにそうですねっ!ここで集中して質を高めることで求められるように。

理念を信じて動き続けるためのアドバイスを加来さんは、3つ教えてくれました。

理念をつくる、理念を共有する、理念を運用する

理念をつくるときは、表層的な言葉だけでなく、その言葉たちの根幹となる「言幹」(『ことみき』加来さんの造語)を一緒に発見する過程こそに意味があると。ここはまさに私たおも人と話すとき、特にその人が心の底ではどういう判断基準をもっているのか、特に意識する部分ではあります。

言葉ではなかなか表現できない時には、自分の大切だと思う価値観の画像を拾ってきてみるのも有効で、あまり考えすぎずに試してみることが重要。なにごともトライアンドエラーですね!

次のステップとして理念を共有する。自分の覚悟である理念を共有することで、理念同士の重なりによってその人とのパートナーシップを結ぶことができると言います。考え方は人それぞれだし、誰1人として100%同じ価値観でいる人はいないからこそ、この重なりという部分を強く意識する必要がある。

絶対のルールも正解のレールもない時代だからこそ、対話によってここを明確にしてお互いに気持ちの良い関係性を築くのが大事であると、私たおもこの半年間の経験からひしひしと感じます。

最後に理念の運用。ここではもう自分の決めた理念を信じて行動し、意思決定をどんどんしていきます。そして、忘れてはいけないのはこの運用において、その理念自体を定期的に鑑みること。加来さんは1年スパンで、共に理念を創った人たちと一緒にその人たちの理念を振り返ってみて、また新しい理念にアップデートします。

ここが大事で理念は一度決めたら一貫性がないから変えてはいけないのでないかと思いがち。(企業理念という言葉からもなんだか壮大なものに思えますよね。)

ただそれは1年という期間の中で運用してみて見えてきた景色だと思うので、理念は変わっていい!そんなの当たり前!と加来さん。

最後の質疑応答でせっかくなので質問してみた!

私たおの質問
前刀さんは「わくわく」が、加来さんは「理念」がご自身にとって大切なワードだと今回のお話で感じたが、それらを大切だなと感じたのはどんなタイミングか。

お二人のお話を聞いていく中で、それぞれ軸はここからぶれずに話を展開されていたことを感じたので、そう思うようになったきっかけってなんなのだろうと、シンプルな疑問でした。

これに対して前刀さんは

「これまでたくさんの仕事を変えてきた、その中で自分の原動力になっていたのはまさにわくわく。飽きることない上に、いろんなことが起きることに対してもわくわくし続けることができる。」

と力強く短い言葉で答えてくれました。

一つの仕事ではなく、さまざまな経験を積まれてきた前刀さんだからこそ、新たにチャレンジするという気持ち自体が自分を動かす原動力そのものだったのかもしれません。

一方で加来さんは

「このキャッチコピーのようなお仕事を始めた当初は、個人からの肩書きを考えてほしいなどの依頼が多かったそう。みんな世の中に存在するありきたりな言葉で定義できないアイデンティティを欲していることを感じ、徐々に法人ともお仕事をしていく中でさらに複数の人と話すことを通じて、自分自身の理念も大事だな!と感じた。会社はフィジカルな健康診断はあるのに、自分の理念という心の方の健康診断は義務化していないことに違和感を感じた。」

と言います。

まさにいろんな人と接していく中で、自分の理念という軸の大切さに気づき、そこから整えていった加来さん。

前刀さん、加来さんに共通するのは常に何かを回しながら、試行錯誤を続け、その中で常に自分に問いを立て、それを前のめりに楽しみながらクリアしていっていることだと私たおは感じました。

そんな大人に私もなりたい。

そう強く思った2時間のオンラインイベント。私も、日々日々一歩ずつわくわくしながら進んでいきます。

それではまた次回の記事で〜!

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