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2023年は“耐え”の年だった!?年始恒例、柳井工業の2023年振り返りと2024年展望

あけましておめでとうございます。今年も柳井工業をよろしくお願いいたします。

新年を迎えたということで、今日は「2023年の振り返り」と「2024年の展望」について話したいと思います。

結論から申し上げると、“耐え”の姿勢を学んだ2023年

その経験を経て今年はどんな1年にしたいかを綴っていきます。


“待ちの2023年” 目先の利益がゼロでも、耐える覚悟を学んだ

これまでのnoteでも何度かお伝えしていますが、柳井工業は2021年から、「太陽光発電事業」にチャレンジしています。

太陽光発電事業に挑戦し始めて2年目なので、昨年の仕込み期間を踏まえて、今年こそは成果を出そうと意気込んでいました。

しかし、想定通りには進まない。

結果的に今年は、契約にはこぎつけたものの、太陽光発電事業で利益を上げることは叶いませんでした。

ですが、必要な“耐え”や“踏ん張り”だったと思っています。

というのは、これまで経験してきた仕事とは、巻き込む人の数や金額規模が大幅に違っていたから。

痛感したのは、スピード感の違い

前職野村証券でのリテール営業でも、柳井工業の既存事業であるプラント施工の営業でも、私が提案して担当者が「YES」と言えば、翌週、翌月にはお金が動いていた。

素早い意思決定でビジネスが進んでいくことに、慣れてしまっていたんですよね。

ですが、太陽光発電事業は、大手企業と協業する莫大な金額が動くプロジェクト。契約に至るまでに時間がかかります。

今考えるとそれは当たり前だと思えるのですが、渦中の私はここまでスケールの大きいビジネスを肌で感じたことがなかった。

柳井工業では決算に大きな影響を与える一大事業で、すぐにでも利益を上げたい思いがあったので、じれったさやもどかしさが強かったんです。

事業が進むスピード感のギャップや、中小企業が大手企業と目線を合わせてビジネスを進める難しさを痛感しましたね。

新規事業の踏ん張りどころは、既存事業でカバー

太陽光発電事業のような大規模プロジェクトを成功させるには、目先の利益がなくても耐えながらやっていく覚悟が必要だと学んだ1年。

利益ゼロのままでは、柳井工業は潰れてしまいますから、他でカバーをする必要があります。

そこで出てくるのが、既存事業

プラント事業ですね。

待ちの半年間は、私自身がプラント施工の現場に赴き、利益を維持できるよう頑張りました。

正直、太陽光発電事業ですぐに利益を出すのが難しいことは、想定外だったし、進めてみないとわからなかった。

けれど、太陽光発電事業で利益が出ない分、途中でプラント事業でカバーする方向にシフトできたのは良かったと思いますね。

最終的には契約に繋がり、とても良い1年だったと思っています。

“私が不在でも仕事は回る” 社員に感じた大きな成長

ここまでは事業の振り返りをしてきましたが、ここからは自社組織の振り返りです。

結論から申し上げると、社員の大きな成長を感じた1年でした。

社員の成長自体がとても喜ばしいことですし、経営者として既存事業を安心して任せられるというのは、大きなプラスです。

私は来年以降も太陽光発電事業などのチャレンジ領域をメインに着手し、その間、既存事業は現メンバーに任せていきたい。

弾込めした大規模プロジェクトの刈り取りと、新規事業への挑戦

では最後に、2024年の目標です。

まずは、太陽光発電事業がようやく本格的に動き出すため、これを着実に忠実に刈り取っていきたいです。

実は太陽光発電事業以外にも、サウナ事業などの新規事業もスタート。新しいチャレンジをしていく1年になりそうですね。

さらに、クライアントとの親睦会(通称、柳井会)も引き続き行っていき、愚痴聞き係を徹底的にやっていきます(笑)。

なんせ昨年はとにかく“待ち”と“耐え”。

知らなかった世界を痛いほど味わったので、今年はそういった人脈作りを通じて、良い意味での知らない世界をまた見られたら良いですね。

柳井工業の新しい可能性を追求できたら良いなと考えています。

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