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#11仲間ってやっぱりいいよね

おはようございます。
袈裟や仏具の企画販売することを通じて豊かなものを拡げていきたい
久柳-くりゅう- の 昌子久晃(しょうじひさてる)です。

ちょっと前からクライアントさまの行事のお手伝いに来ていました。
そこで、自然体で振る舞い合いながらも、タイトルのような素敵な風習文化慣習が見て取れましたので、それを共有したいと思います。

その行事とは『晋山式』と言って、お寺の住職に就任する言わば「住職就任式」です。
一般の人からすると、結婚式に並ぶ一大行事です。


行事に来たクライアントさまのお寺の夜景

仲間たちの献身的な姿勢、緩急つけるのも忘れずに

その行事の準備にあたり、一つ屋根の下で、同じ釜の飯を食い、苦楽を共にしてきた、修業時代の仲間たちが駆け付け、主役を盛り立てるために行事の準備から行事進行に不備がないかをチェックしていました。

目の当たりにしたものは目を見張るものです。

目の当たりにした仲間の結束力

自分の時間を割いてこの日のために時間を取り、手取り足取りアドバイスをしていた
この日のために予定をあけていた仲間多数。
自分の時間を惜しみなく、主役の行事成功のために時間を捧げていた。

同窓会のように、昔話に花が咲いていた
苦楽を共にした仲間たちは、時が経っても色あせることなく、よいことも、悪いことも、「思い出」としてそれは楽しそうに語り合っている。

締めるところは締める、このメリハリかっこいいよね
笑いながら準備を進めたり、冗談を言い合いながら場を和ませたり。
とは言いながらリハーサルなど締めるところでは締める。
最後は帳尻を合わせる。その姿勢はかっこいいですね。

仲間という試算は『インヴィジブル アセット』(見えざる資産)

  • 世の中は目に見える資産で評価されがち
    人的資産は有形のモノ・カネよりある意味重要。「行事する」と言って、前から予定を空けてこの日のために献身的に行事の成功を祈って、時間を捧げる。素晴らしいこと。

  • もちつ もたれつ
    今回の行事でお手伝いした和尚さまたち。自分が行事をつかさどることになったら、お手伝いしたお寺の和尚さんをお声がけするはずで、

  • とにかく空い相手のために尽くす
    現代人は忙しい人が多いです。私のクライアントである和尚さんにとっても例外ではないですが、仲間内のみなさんは仲間の一大行事のために時間を取り、主役のために時間を尽くしていたのです。

採算を考えずに自らの労力・時間を割ける人が本当の仲間

自分の時間を犠牲にしているというより、集まった仲間の方々は久しぶりに会った仲間との再会と交流を楽しんでいるようでした。本当の仲間はそろばん勘定を度外視するものなのですね。

そんな風に思える仲間は、まさしく、一生の財産ですね。

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