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【企業ブランディング全公開】ロゴ、Webデザイン(HP,LP)、名刺../案件の進め方/コンセプトの作り方/マーケティング会社/【前編】

【この記事でわかること】

・ブランディングのやり方
・ロゴやWebデザインの作り方
・宣材撮影のやり方
・大規模案件の進め方

こんにちは、ヒサシです。

今回は合同会社yadosの
総合ブランディングを担当させていただいたので、
その全貌をお届けできればと思います。

まずは完成デザインをご覧ください↓

HP
LP
名刺
諸々

そして、
こんな悩みありませんか?

「ブランディングって何?」
「案件の進め方がよくわからん」
「ロゴってどうやって作るん?」
「サムネやスライドしか作ったことない」
「デザインの作れるジャンルを広げたい」など

もし一つでも当てはまるものがあれば、この記事はとても役に立つと思います。ぜひ最後までご覧ください。

*このnoteはブランディングをブランディングを全て公開したため大ボリュームになります。ぜひブクマ等で保存して活用ください。

登場人物

今回の登場人物はこちら↓

【合同会社yados】

・小宅章太(じゅらん)さん/合同会社yados SEO
 https://x.com/zyuran_seo 

愛称は「じゅらんさん」なのでnote上ではじゅらんさん呼びでいきます。

・竹澤匠さん/合同会社yados COO

【クリエイティブチームHarukaze】

・コンドウハルキ/クリエイティブディレクター
 https://x.com/halukik_0520 

・ヒサシ/Webディレクター
 https://x.com/Hisashi_dn 

【制作パートナー】

・ひかるさん/デザイナー
 https://x.com/hikaru00577 
・りきさん/デザイナー
・はるかさん/コーディングディレクター

このメンバーで今回のブランディングを作り上げました。
以下、制作フローです。

初回打ち合わせ

時は2023年7月6日、
「ブランディングをやろう」となった発端は

球技大会でした。

「球技大会??」

となると思いますが、そうです。
高校生みたいなノリからこのブランディングは始まりました笑

フリーランス仲間で集まり球技大会をしていたところ、ちょうどそのタイミングでじゅらんさんがHPが欲しかったらしく、僕たちがクリエイティブのプロだと知ってもらっていました。

9月に大事なセミナーも控え、発注費用も用意できそうということでガッツリ作ることになりました。

当時の写真がこちらです↓

じゅらんさんにヒサシがサッカーの技を教わってます

じゅらんさんは元々ウイニングイレブンの日本3位で、学生時代もサッカーに打ち込んでいたらしく、サッカー激うまでした(一回も勝てなかった…)。

というのは置いておいて、、

その場でヒアリングしたところ「デザインイメージはほぼ何も決まっていない」状態だったので、取り急ぎ僕たちの方で方向性を固めることにしました。

ヒアリングは球技大会後に寄ったカフェで軽食を食べながら行いました。

その後のLINEのやり取りがこちら↓

要は

・会社の方針
・会社名の由来
・大まかなデザインイメージの共有

って感じです。

情報整理

ただ、会社の方針もまだあまり明確にあるわけではなかったのと不確定要素が多かったので、また時間をおいてMTGすることになりました。

その間にデザインの方向性や役割を確定させるための準備をしていきます。

相手はノンデザイナーなので、
僕たち側から

・どんなデザインを作るべきなのか
・どんなデザインの選択肢がこの世にあるのか

を共有する必要があります。

クライアントにできるだけストレスをかけずに、最適なデザインに導いていくのがデザイナーの役目です。

初回ヒアリングの情報をもとに情報整理を行ないました。

決めたこととしては、

・今回の目的
・HPとLPの構成
・競合他社のリサーチ
・制作スケジュール
・追加で聞きたいこと

です。
どのように共有したのかみていきましょう。

デザイン方向性の共有

デザインの方向性を大枠で出したので、共有していきます。

方向性の確認にいちいちzoomMTGを開くのもクライアントの時間を使ってしまうので、動画で解説したものを送信しました。

内容はこんな感じ↓

動画で何を伝えるのか最初に大枠を伝えます
「そもそもなぜ作るのか」と「デザインで何を伝えるのか」と「どうやって伝えていくのか」の考えを共有します
全体の制作スケジュールを共有します
HPの構成をリサーチをもとに提案します
ブランディングの設計と顧客体験をどうするかの提案をします

合計40分くらいしゃべってます笑
そもそもなぜデザインを作るのかの再確認や、ブランディングが実際どう機能するのかみたいな話をしています。

動画をオープンに公開してしまうとアレなので
公式LINEにてクローズドで公開しようと思います。

以下リンクからLINE登録で動画(40分)が送られてくるので、気になる方はぜひご覧ください。
↓↓↓
クリックで動画をみる

認識すり合わせ

上記の動画を確認いただいたあと、じゅらんさんの認識と違う点や、良いと思った点などを共有してもらいました↓

どんな方向にするかや、スケジュールは具体的にどうするかなど色々ラリーして、コンセプトワークに移る旨を連絡しました。

コンセプトワーク

ある程度認識もすり合い、じゅらんさんの会社情報もゲットできたので、コンセプトワークに移ります。

ブランディングやロゴを作るときには欠かせないコンセプトワーク。

コンセプトとは、
『軸となる概念』のことです。

コンセプトさえ決まればデザインが全て決まると言っても過言ではありません。それくらい重要です。

コンセプトが決まればそれを元にロゴを作り、ロゴとコンセプトを展開する形で他のデザインもスムーズに作ることができます。コンセプトを元にデザインを作ることで、伝えたい理念や世界観が一貫して伝わるのです。

コンセプトワークをしたメンバーは
・コンドウハルキ
・ヒサシ
・ひかる
・りき
の4人です。

当時のコンセプトワークの様子はこちら↓

全員でyadosに対する意見を発散している様子
発散した付箋をグルーピングしている様子
全体を俯瞰してストーリーを作り上げている様子

初回のコンセプトワークは3時間ほどかかりましたが、「これだ!」というようなコンセプトにまでは辿り着けませんでした笑

というのも、核を形作るにはまだ少し情報不足だったことがわかりました。
この数日後にジュランさんと対面で打ち合わせがあったので、その時に「足りないピースを聞き出そう!」ということで、今回のコンセプトワークは幕を閉じました。

2回目の打ち合わせ

7月21日、2回目のMTGは中野駅南口のガストで行いました。

打ち合わせの様子はこちら

左からコンドウハルキ、いさしん(デザイナー)、じゅらんさん、りきさん。

こう見るとめちゃくちゃラフですね笑

ここで知りたかったことは2つ。

・yadosの理念
・じゅらんさんの特徴

コンセプトワークの際に「じゅらんさんがどんな人物で、何を理念にしてyadosを運営しているのかまだわからないね」ということで止まってしまったので、その答えを聞くためにいろいろ質問&お話ししてきました。

ブランディングって何?とまだ曖昧な方へ、
ちょっとしたコラムです↓

【コラム:ブランディングの重要性】
会社は社長の理念によって運営されています。

その理念はすごく曖昧で、従業員と共通認識を持ったり、お客様に理解してもらうのがすごく難しかったりします。そんな曖昧で抽象的な概念を、一目で理解できるようにするのがブランディングです。

核となるコンセプトを決め、体現したい理念をどんなクリエイティブにも反映できるようにします。そうすることで、従業員にもお客様にも一貫した理念が伝わり、会社経営の目的である理念がより達成しやすくなっていくんです。デザインがないと理念の達成難易度はめちゃくちゃ上がります。

打ち合わせで分かったことは、

・経営理念
・仕事をする時の心構え
・クライアント属性
・メディアの運用方針
などです。

議事録はこちら↓

じゅらんさんの核となる部分を十分に聞くことができたので、コンセプトワークもついにうまくいきそうです。

後編のnoteでは、実際にロゴやHPを作っている過程を包み隠さず公開します。

【後編noteの目次】
・HP制作
・LP制作
・ライティングの発注方法
・ロゴ制作
・名刺制作
・Tシャツ制作
・Xヘッダー制作
・スライド制作
・宣材写真撮影①、②

今回じゅらんさんが「全部公開OK」を出してくれたため制作フローを全て公開してますが、普段こんなことはないので特別です。

ぜひ保存してご自身のプロジェクトに活かしてください。

後編のnoteはこちら(準備中)

「デザイン方向性の共有」に使った40分の動画は以下リンクから確認できます。時間ごとに目次もついてるので、確認しやすいです。クライアントワークを極めたい方はぜひご覧ください。
↓↓↓
クリックで動画をみる

それではまたお会いしましょう。

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