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audibleで『三体』読み切った話(再生時間: 17 時間 31 分)

Amazonにはaudibleという書籍を音声化して耳から聞くことができるようになっているサービスが存在します。本好きの人間的にはやっぱり文字で読みたい…!という気持ちはあるのですが、読書時間を確保するには限界があります。

audibleなら家事などの動作中や眠る前にでも本に触れることができますし、今年は私的にも習慣化したいと考えているサービスなのです。

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『三体』とは

三体』は中国発の長編SF小説で、2019年日本で翻訳版が発売され話題になっている書籍です。audibleでも現在(3/4冊分)が出版されています。

audibleの場合、単品購入だと4000円と高額ですが、月額会員になってコインと交換で購入すれば1500円で入手することが可能です。

初月に解約すればお得に新作を読むことができるようなものなので、割とお得感は感じられますね。

audibleと『三体』の相性

個人的に三体とはaudibleとの相性が良い本だと感じました(audibleの中には聴くこととの相性が悪い本も存在します)。

ナレーションの祐仙 勇さんの声は知的で落ち着きがあり、声の演じ分けが素晴らしいので各キャラの誰が喋っているのかが明快です

本書は中国を舞台にした話であるため、登場人物の名前が馴染みのない中国名であり文章にして読むと「あれ、これ誰だっけ?」という場面が度々あります(漢字表記だけどなんと発音するか忘れてしまうので読み進めにくい)。

ナレーターが演じ分けてくれるし、中国名を発音してくれるので各キャラの動きが頭に入ってきやすいのですね。

再生時間17時間31分

再生時間17時間31分というのは驚きました。500ページを超える長編なので本で読んでも結構な時間がかかるとは思うのですが。

いくら空き時間を利用するといっても、読み切るまでには結構な期間を要するだろうと予想されます。

実際、自分が聴き終わるまでにかかった期間は2ヶ月ほどでした。スマホでもPCでも聞くことができるので、電車移動中や散歩中に聴くようにしていました。私は本が読める時には別の本を読んでいたので、普通より時間はかかってしまったと思います。

まぁ、2ヶ月楽しんで月額1500円ならお得かな。

再生速度を早めよう

というわけで結構な長時間をaudibleにあてて気づいたことは、再生速度調整を行うようにした方が聴きやすいということです。

audibleはかなり細かく再生速度を変更できるようになっているので、こちらの速度を自分に合う速度に合わせる方がいいです。おそらく自分の読むスピードとナレーションが合っているのが1番ストレスなく聴くことができるのです。

まとめ

というわけでaudibleで『三体』を聞いてみた結果、かなりのオススメだと思いました。評判通りかなり面白かったので次の「暗黒森林」もaudibleで聴いてみるつもりです(^○^)

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